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金田一耕助シリーズ番外編「金田一耕助の冒険」ネタバレあらすじ感想

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「金田一耕助の事件簿」の概要

『金田一耕助の冒険』は、1979年公開の映画で、横溝正史の小説『瞳の中の女』を映画化したものとされます。大林宣彦監督、古谷一行主演。ヒロインに熊谷美由紀(現在は松田美由紀)が抜擢されました。「蘇える金狼』と同時上映となり、のちにの夫となる松田勇作とは試写会場で初めて会ったということでした。

金田一耕助シリーズは終始シリアスな展開で、横溝正史の原作を基にしてホラー的な要素を持ちつつ話が進んでいくため、あまり笑いの要素はありませんでした。しかしこの作品は全篇に渡りパロディをちりばめる様に作成されたようです。


当時アメリカ映画の「ケンタッキー・プライド・ムービー」という名前からしてパロディチックな作品が日本に上陸し、日本映画界にもパロディの波がやってきました。そんな経緯で制作された本作ですから、これでもか!ってくらいパロディ色の強い作品となったいうことです。今となっては、笑えないオヤジギャグや、ついつい拳を突き上げたくなるようなダジャレの数々、当時の出演者ですら、ついていけないレベルのコントの数々に、よくもそこまでと敬意を払うくらいです。(笑)

一応事件が発生し、金田一耕助が解決に向けてがんばっていたのでストーリーを紹介します。

ストーリー

金田一耕助は事件に飢えていました。それもトリックを駆使して、事件の謎を深める複雑怪奇で、自分を悩ませる殺人事件を待ちわびていました。金田一は、そのような事件を指して「美しい事件」というのです。

そんな事件が、そうそうあるはずもなく、活躍の舞台が訪れない金田一でしたが、過去において数々の難事件を解決してきた為に、すっかり有名人となってしまいました。

今では、相棒の等々力警部とテレビコマーシャルに出るほどの有名人となった二人は、キメポーズのチェックにも余念がありません。

そんな日々を過ごしていたある日、道を歩いていた金田一は、ローラースケートを履いた若者の集団に取り囲まれ、グリープのリーダーマリアらに拉致されてしまいます。

マリアは、10年前に金田一耕助が真犯人を突き止めることができなかった「瞳の中の女」事件を解決するよう迫ったのでした。マリアは、事件に鍵を握ると言われていた石膏像、不二子像などを金田一耕助のもとに運んできました、早速事件の捜査に取り掛かる金田一でしたが、ふとした拍子に石像を盗まれてしまいました。石像を取り返そうとする金田一の周辺で、あらたな殺人事件が発生するのです!

豪華なキャスティング

 

主演の金田一耕助は、今や代名詞となった古谷一行相棒の等々力警部には田中邦衛です。

ヒロインには熊谷美由紀を起用しました。

原作者の横溝正史が本人役で出演します。製作者の角川春樹は団地に住んでいる旦那役で出演し、金にまつわる自虐ネタを披露していました。そのほか普段は表に出ない高木彬光や笹沢左保なども出演しています。志穂美悦子、斉藤とも子、峰岸徹、岸田森、檀ふみなど、これまで大林宣彦映画や角川映画に出演していた俳優陣もちょい役ながら参加しており、ある種のお祭りのような感じを覚えたのは私だけでしょうか?

映画を見ながら豪華な俳優陣を見つけるのも楽しいかもしれません。

出典:角川書店

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