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映画_金田一耕助の「獄門島」ネタバレあらすじ感想

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獄門島の概要

獄門島は横溝正史の長編小説です。金田一耕助が登場しての2作目(一作目は本陣殺人事件)となります。1974年の1月から1948年の10月までの間、17回にわたり「雑誌宝石」に連載された長編小説です。

瀬戸内海は小さな島が無数にあり、中には島特有の言い伝えや習わしなどがあって、横溝正史はそのような日本古来の伝承などを題材とした物語を書きたいという思いに駆られたといわれています。だだ元来出不精で、乗り物嫌いの横溝だったので、島にいったことはなく、もっぱら岡山にいる、島出身の人々の話を聞くのみでした。また、都会にいれば、編集者や推理小説仲間から意見をきいて作品を仕上げて行くのでしょうが、ここでは、そんな人びとはおらず、もっぱら一緒に疎開してきた妻に相談するということとなったそうです。妻がこの人が犯人だったら面白いといったことが、受け入れられたりで、岡山県では二人三脚で小説をかいていたようでした。

ロケ地の島について

 

獄門島という名前の示す通り、この作品の舞台は、瀬戸内海に浮かぶ小さな島です。作中金田一が乗り込んだ定期便の航路などが笠岡諸島の最南端であったとしています。笠岡諸島は風光明媚な島で観光業も盛んです。1990年のドラマ化については、この笠岡諸島の真鍋島で行われました。この島は獄門島のほか、淡路島出身である阿久悠の自伝的長編小説「瀬戸内少年団」なども、ロケが行われました。

出典:笠岡市観光連盟

ストーリー

金田一耕助は、終戦から1年経った昭和21年の9月下旬日、戦友の死を知らせるために、瀬戸内海に浮かぶ獄門島へと船で向かっていました。復員船の中でマラリアにかかって生き絶えた鬼頭千万太(ちまた)は、死ぬ間際、「俺が帰らなければ、3人の妹が殺されてしまう」と言っていた言葉が気がかりで急ぎ獄門島へ向かうのです。鬼頭千万太は、金田一耕助が、本陣殺人事件を解決したことを知っていて、自分の家系に迫る恐ろしい運命に抗おうと、その思いを金田一に託したのです。

さて金田一が乗った連絡船には、戦争で供託されていた、獄門島のお寺にあった大きな鐘がお寺に返却されるため、ともに乗っておりさらには、鬼頭一(はじめ)の無事も伝えられることとなりました。鬼頭家は、本鬼頭(ほんきとう)と分家である分鬼頭(わけきとう)に二つの系譜があり、千万太が本鬼頭の跡取り、一(はじめ)が分け鬼頭の跡取りでした。

本鬼頭家の千万太には幼さが残る妹が三人、鬼頭月代、雪枝、花子がいました。また分鬼頭の一(はじめ)にもまた非常に美しくしっかりした妹早苗が一人いたのです。

 

美しいが、性格が幼い三人娘月夜、雪枝、花子↓

出典:Blog

 

金田一が着いて10日ほど経った時、お寺の鐘が正式に戻ると同時に鬼頭千万太の死も知らされたのでした。千万太の葬儀が行われていた夜、三人姉妹の三女「花子」が行方不明にとなり、ほどなくお寺の梅の木から帯で足を縛られて殺されている無残な姿が発見されました。こうして、第1の殺人が起こってしまいます。

次の日、金田一は宿泊させてもらっている千光寺で、千万太と一の祖父で本鬼頭の先代・嘉右衛門の書いた3句の俳句屏風を目にすることになり、今回の事件との関連性を見出しました。残りの姉妹も殺害されるのではと危惧し捜査をはじめたのです。調査を開始した金田一ですが、挙動不審なよそ者であるという理由で、警察によって留置場に押し込められ取り調べをうけるのです。
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感想

この物語は、俳句を用いた見立て殺人の体系を呈しています。この事件で使われている俳句はこの3つです。

鶯の身をさかさまに初音かな (宝井其角)

むざんやな冑の下のきりぎりす(松尾芭蕉)

一つ家に遊女も寝たり萩と月 (松尾芭蕉)

最初の殺人は、獄門島ではあまりにも有名な、若く美しい女性の豪華な着物を着たまま逆さ吊りにされた衝撃的な描写です。あとの2つの事件も、この俳句に見立てた殺害の手口をつかっておりいずれも衝撃的な方法で殺害されてしまうのです。

出典:Blog

金田一耕助シリーズのなかで、金田一自身が恋におちる場面が、唯一この映画にあります。それは分鬼頭の娘鬼頭早苗、事件が終わり早苗に一緒に島を出ようと誘うのですが、島からは出れない。鬼頭家として生きていくと言われ、悲しみの中島を旅立つシーンが印象的です。

美しすぎるヒロイン(大原麗子が演じています。)

出典 Blog



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