西遊記Ⅱ第十話「河童の国の悟浄の恋」ネタバレ感想あらすじ

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西遊記Ⅱ「第十話河童の国の悟浄の恋」ネタバレ感想あらすじ

「河童の国の悟浄の恋」あらすじ

水の中で二人のカッパの子と姫様が何やら話しています。何者かから逃げているのです。しかし姫君は、体力的に逃げるのには難しく、足手まといとなってしまうと思い、カッパの子供達に先に逃げるように諭します。姫君は胸元に隠していた故郷西の国の手紙を、子カッパに託して力尽きました。それに対して必ず助けに来ると誓った子供達でした。

  

丘に上がった二匹のカッパの子は、二人で西国を目指します。暫く歩くとかあたりが暗くなり、お腹も空いてきてしまいました。二人はどうしようもなく、近くの民家に忍び込みました。その民家はなんと三蔵法師一行が一夜の野宿として泊まっていたのです。即座にに悟空に捕らえられ折檻されそうになります。自分とおなじカッパ族が難儀する姿を見るのが辛い沙悟浄は、なんとか助けて欲しいと哀願します。三蔵法師も助け船を出してなんとか許してもらったのでした。

ふたりは三蔵法師に姫君から託された書面を渡します。そこではじめてこの子達に託された姫君の想いを知ることとなりました。三蔵法師は、沙悟浄と八戒に姫君救出の命を下します。意気揚々と出かける二人でした。

その頃姫君は魔物に言い寄られいます。ここで姫君の名前が翠玉ということがわかりました。翠玉を捕らえて我が物にしようとしていた魔物は九霊大仙と言います。翠玉は、九霊大仙がいくら言い寄ってもいうことを聞きません。

業をにやした九霊大仙は、力尽くで我が者にしようとした瞬間、悟浄と八戒が現れます。翠玉も悟浄もカッパの一族、すぐに心が惹かれ合います。ましてや命の危機に遭遇している時、自分の命も顧みず助けようとしてくれる悟浄に強い想いを寄せる翠玉でした。しかしそんな二人の想いも虚しく九霊大仙の前になすべもなく、囚われの身となってしまう二人。ただ一人逃げ延びた八戒は一路西国を目指します。

その頃、三蔵法師と悟空は姫君の手紙を手に西国の王様に謁見していました。国王と王妃は三蔵法師が差し出した手紙にいたく喜ばれました。カッパの子供と三人で湖の辺りに行ったきり行方不明になって以来ずっと帰りを待っていた王様と王妃にとっては、この上もなく嬉しい知らせでした。と同時に姫君を拐って行った九霊大仙に激しい怒りを覚え、部下達の中で成敗してくれる者を募るのですが、自ら手を挙げる者はいません。

そこで、悟空が立候補して水の中に強い玉竜と共に姫君翠玉を救いに向かうのです。九霊大仙の素性や弱点を知っていた玉竜のおかげで、なんとかこの魔物を倒すことができた悟空達でした。

無事姫君を連れてお城に戻った三蔵法師一行が王様からお褒めの言葉を賜ります。そして、悟浄に「ここに残って翠玉の婿になってほしい」と哀願されるのでした。


しかし沙悟浄は涙を飲んで天竺行きを続けると宣言するのです。勤めを果たして必ずここに帰ってくる。だから信じて待っていて欲しいと。。。
王様は悟浄の想いを受け止めて、三蔵法師の一行を送り出したのでした。

感想

今回のゲストは、九霊大仙役に「峯岸徹」、翠玉役に「山口美也子」と豪華な俳優陣が登場しました。画像があまり良くなくてさらに、魔物メイクのためぱっと見、峯岸徹とはわからないのですが、字幕スーパーでなるほどと思いました。翠玉にひつこく迫り続ける演技は、さすがだなと思いました。そういえば、真田広之主演の「高校教師」でもそんな役をしていたような、、、


山口美也子の若かりし頃の演技を見られたのも良かったです。ちょっと前までもテレビドラマなどで、出演されており、息の長い女優さんですね。今回は、普段クールな沙悟浄が、珍しく男気を見せた貴重な放送回でした。

 

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