南野陽子のあいつがトラブルVOL.11「24時間追っかける」ネタバレあらすじ感想

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南野陽子のあいつがトラブルVOL.11「24時間追っかける」ネタバレあらすじ感想

「24時間追っかける」あらすじ

捜索人課のデスクでは、沖田課長(萩原健一)とメンバーが、年度末の捜索人発見の目標について話し合っています。沖田が差し出した写真の対象者を今日中全員見つけたら、温泉旅行そして、美咲(南野陽子)の裸踊りを見せるという、訳のわからない条件を出してきます。

そして同じく刑事課メンバーは全員で余った予算を消化するために、捜査会議を中華料理屋で行うこととなり、港街署から刑事課メンバーがいなくなってしまいました。

メンバーは、それぞれターゲットとノルマを決めて捜索届け出された人々を探しだします。美咲は暴走族のメンバーに聞き込みに、城野(織田裕二)は中華料理の店員に、そして虎田(宍戸開)、猿渡(うじきつよし)はチンピラのカップルを追いかけて確保しました。

着実に実績をあげていく彼らに対し、、メンバーから「代表」とよばれている沖田は、ある酒場にいました。そこには妖艶にジャズを歌うシンガーの女性(辻沢杏子)がいます。沖田は彼女を探していたのでした。依頼人のもとに帰るのを拒む彼女の話を聞こうとする沖田は、背後から男に殴られて取り逃がしてしまいます。

美咲は次のターゲットにむかいます。そこは、あるローン会社に続く階段、そこから駆け下りてきた男がその対象でした。彼はひどく慌てていて、ローン会社の男たちから追いかけられています。美咲は彼を助け、車に乗せていっしょ逃走します。

ところが、彼はこのローン会社が偽札を作っているという情報をとらえ、この会社に拳銃をもって強盗に入ったのです。その拳銃で美咲を脅し、車を走らせます。偽札の話を聞いた美咲は、本当かどうかわからないから、探してみろといいます。

探してみると、実際には強奪したお金の中にはなかったのです。そのため、男の目論見に反して、やましいことがなくなったローン会社から警察へ通報されて、追われる身になってしまいました。

通報された港町署では、署長しかいません。そこで、強盗事件を知り逃走した車は美咲の車だということが知らされます。署長は急ぎ宴会場の金子課長に連絡し緊急出動するように司令を出すのです。全員が捜査にもどり、美咲の車をおいかけるのです。

美咲は、この状態で焦るどころか、もう一度強盗にはいり、今度こそ偽札を盗むように男にいうのです。男は、訳の分からないまま、指示に従うことにしました。

沖田は再度ジャズ・シンガーの女のもとにいきます。こちらも男とともに逃げ出すところでした。そうとは知らない沖田は、逃亡を止めようとします。そのため追い駆けてきた男たちに、追いつかれ、彼氏だけ捕まってしまうのです。なんとか女は助かったので、沖田は彼女から事情を聞くとともに署長にこの事件の背後関係を調べてもらいました。

そうすると追い駆けてきた男たちは、ローン会社社員であって、そこで偽札を作っていることを掴んでいたというのです。沖田は、前後の状態から追われているこの女が偽札作りの型版(印刷用のはんこ)をもっていると思い、勝手にバックを探しはじめます。止める女と揉めているうちにローン会社の男たちが、女の部屋に押し入ってします。慌てて隠れてその場をやり過ごした二人でした。

型板をみつけ、偽札つくりの証拠を確保した沖田は、女から彼らの潜伏先を聞いていっていみると、そこで暴行をうけている彼氏を見つけました。同時に美咲たちも再度ローン会社に行き、強盗犯とともに忍び込こもうとしています。そのことを知った沖田は、偽札の強奪を許可して突入を促します。その一方で、暴行しているローン会社の社員に連絡をとり、「お宅の会社に強盗が入っている」と告げるのです。あわてて、会社の戻る社員たち、手薄になったところで彼氏を救出します。

ローン会社では、美咲たちが無事偽札を発見、そして激しい銃撃戦の中彼らを制圧するのです。囮にされたことを知って激怒する美咲ですが、ローン会社の社員の一人が捜索人のターゲットの一人であることがわかり、見事ノルマを達成して、機嫌が治ります。

署では、温泉旅行のおねだりがありましたが、最初から沖田が一人で行く計画であったことを知って、メンバーから呆れられてしまう代表沖田でした。

感想

この時代は今と全く違ったということがよく分かる内容でした。飲酒運転は犯罪であるというのが常識の現在ですが、30年前のこの時代は警察がこぞって飲酒運転をして、逃亡者をおいかけるという驚くべき映像が・・

そればかりか、女性ひとりの警察組織、温泉旅行に、その女性に裸踊りをさせようという上司・・公務員が勤務中に捜査会議と称して予算消化のために宴会をしている・・・

そう思うと今の社会は、それが悪いことだということがみんなわかってきているので、このようなストーリーはドラマには出てきませんね。色んな意味で進化してきたんだと思いました。

今回のゲストは、主演南野陽子と同年代にアイドルとして一世を風靡した辻沢杏子です。最初の登場はジャズを妖艶に歌う姿で誰かわからなかったのですが、あどけない表情が見え隠れして、だんだんわかるようになりました。波乱万丈の人生を歩んできた辻沢杏子ですが、今でも女優として活躍されています。

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kenzhouse

中年サラリーマンです。若い時は海外で4年間ほど働いた経験があります。帰国してしばらく派遣社員やアルバイトの掛け持ちをして自分のやりたい仕事を見つけ正社員になりました。 職場が自然と同年代の人が集まり、プチ高齢化社会の縮図を感じています。自ら考え、自立できる自分になりたいと仕事の合間に努力しています。