西遊記第ニ十一話「豚教国 翠蓮王女いざ出陣!」のあらすじネタバレ感想

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西遊記第ニ十一話「豚教国 翠蓮王女いざ出陣!」のあらすじネタバレ感想

「豚教国 翠蓮王女いざ出陣!」のあらすじネタバレ感想

三蔵法師の一行は、いつものように仲良く?会話しながら天竺を目指して足を進めていました。八戒は、悟空や悟浄だけではなく、三蔵までにも豚だからといってからかわれる始末。傷心の八戒の思いをよそに、一行は、宿泊する国に付きました。

その国につくまで落ち込んでいた八戒を喜ばせる、出来事がありました。八戒がこの国に到着するや否や王様は、”この国は、お豚様を神として奉っている豚教国である。お豚様はなによりも尊い存在そして言い伝えでは、この国に入国するお豚様で1万匹目となる御方が生ける神として使えるようにというものがあり、八戒がその1万匹目となる。どうか神としてこの国を守ってもらいたい・・”と膝まずいて、八戒にいうのです。

八戒は、有頂天になってしまいます。今まで、豚であることでバカにしてきた3人を見返すことができたと思っていました。そのまま豚教国の宮殿の中に招かれていきます。

残された3人は宿屋にいきます。その夜三蔵法師の夢枕に、亡霊が現れました。その亡霊が三蔵法師に訴えるには、自分はかつてこの国の王様であったが、今の王様に殺され、娘であるお姫様の翠蓮も王様に捕まっていて、近々に処刑されるというのです。そして、新しい王は仏教を否定して獣の豚を立て祀るように民を洗脳してしまった、なんとか民と王女を助けてもらいたいというのです。三蔵は王様に「まかせてください、自分が姫と民を助けます」と力強くいうのでした。

旧王の亡霊↓

出典:TVKドラマ


一方悟空と沙悟浄は、翠蓮姫を慕う若者に出会います。翠蓮姫を助けようとしているのですが、なかなか近づけないというのです。悟空はお城に忍び込み姫が囚われている場所を突き止めました。姫翠蓮(岸本加世子)はこの王様の企みと悪行を見抜いていて、いつか父である豚の妖怪の王様の敵を打ちたいと思っていたのです。

翠蓮姫の仲間たち↓

出典:TVKドラマ

隠れていた悟空が現れ、翠蓮を助け出します。翠蓮は頭のいい娘で仲間たちとともに、王様を倒す作戦を考えていました。

出典:TVKドラマ

なくなった旧王に仇討ちを頼まれた三蔵法師は、この国に仏教を復興させようと旗をもって辻演説を始めます。必死に仏法をとく三蔵ですが、人々には受け入れられません。そうこうしているうちに役人が現れ捕られてしまいます。三蔵の救出と打倒豚の妖怪のため、立ち上がった翠蓮、そして、悟空と悟浄でした。

出典:TVKドラマ

そのころ、永遠に豚の国の支配者となるべく準備を進めている豚の妖怪の王様は高僧の三蔵法師を捕らえたことを喜び、翠蓮姫とともにお豚様に捧げようとしていたのです。八戒は山をかき分け大きなお豚様の石像となってしまい、その前で高笑いする豚の妖怪でした。

石像となってしまった八戒↓

出典:TVKドラマ

そこへ颯爽と現れた翠蓮たちは妖怪に戦いを挑みます。八戒を大きな石像にし、悟浄の腕を石にしてしまった竹の筒があったため、攻めあぐねていたのですが翠蓮王女の発案で同じ竹筒をたくさん作ってどれが本物かわからないようにすることで攻撃を抑えたのです。

そこからは悟空の出番、空中戦を展開して見事勝利し妖怪を成敗したのです。三蔵の仏教復興を願う心と翠蓮の親と国を思う心が悟空に力を与えたのでしょう。

感想

翠蓮王女の演じたのは、岸本加世子でした。天真爛漫であどけない表情が印象的な彼女は当時大人気の女優さんでした。フジカラー「写ルンです」のCMで樹木希林とのやり取りがあまりにも楽しくてとても印象的でした。

出典:TVKドラマ

このドラマの中でも、なにか素で話しているんではないかと思うくらい、自然な演技でした。その話し方はたまらなく可愛くてすごく好感が持てました。堺正章との掛け合いが巧妙でレギュラーで出演していたのでは?と思わせるような感じです。

 

出典:TVKドラマ

どこから準備してきたのか、戦いに臨むのに。、父が残した形見という鎧をつけて部下を従い颯爽とお城に攻め込みます。とはいえかなり少ない人数で、心元ないことこの上ないのですがそこは悟空がカバーして、悪者をたおしてしまうというとてもハッピーエンドな展開でした。

そして、今回も三蔵法師は一本気で突っ走ります。辻演説で人々を説得しようという無謀な作戦に打って出るのですが、簡単に捕まってしまいます。捕まるべくして捕まってしまう感じで、若い三蔵法師はいつも信じた道を突っ走ります。そんなところも悟空は放っておけないのでしょう。。

出典:TVKドラマ

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kenzhouse

中年サラリーマンです。若い時は海外で4年間ほど働いた経験があります。帰国してしばらく派遣社員やアルバイトの掛け持ちをして自分のやりたい仕事を見つけ正社員になりました。 職場が自然と同年代の人が集まり、プチ高齢化社会の縮図を感じています。自ら考え、自立できる自分になりたいと仕事の合間に努力しています。