西遊記Ⅱ「第十五話黄金妖怪 婿どの買います」ネタバレ感想あらすじ

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西遊記Ⅱ「第十五話黄金妖怪 婿どの買います」ネタバレ感想あらすじ

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あらすじ

いけどもいけども、果てしなく遠い天竺への道のりです。一行が通りかかったところは、昔から金銀銅が採掘される裕福な村でした。

いつものように八戒と悟浄は、長旅への不満で愚痴を言いまくりです。そんな一行の横を男達が駆け抜けて行きます。何かと尋ねると、長者様が採掘人夫と自分の一人娘の婿を募集しているとのことです。

八戒は、娘を目当てに、悟浄はお金を目当てに、長者様の元に走ります。採掘場についた悟浄は、思っていたのとは違う悲惨な現場を目にします。鞭で叩かれふらふらになりながら採掘をさせられる男達、逃げ出そうとした男をかばったため悟浄も捕まり作業をさせられてしまうのです。

長者様の家では、主人である黄金妖怪が、銀色銅色の部下と共に食事をしています。そう、長者様というのは、妖怪なのでした。妖怪たちがこの村を支配し、人々を奴隷のようにこき使っていたのです。そして、彼らの食事は、強制労働させて採掘された金銀銅の金属の原石なのです。そのためかれらの顔はそれぞれ色でテカっているのです。

「最近金の質が落ちた〜」嘆く黄金妖怪です。 部下にもっと質のいい金を掘り出せと命じるのです。そこへ三蔵法師の名を受けて悟空が蜂になって侵入してきますが、部下に叩き落とされてしまい、あえなく捕まって沙悟浄と同じ人夫にさせられてしまいます。

 

長者様の娘というのは、黄金妖怪が人間の女と結婚して出来た一人娘キキョウの婿選ぶと言うことでした。娘をこよなく愛している黄金妖怪は、娘になんとか幸せになってもらいたくて、立派な人間の婿を思い、募集していたのでした。そこへ、色男に変身した八戒がやってきます。最初いい調子でしたが、レントゲン的な審査で豚の正体がバレてしまい、あえなく不合格、採掘作業員にさせられてしまいます。

相変わらず金塊がまずいといっている黄金妖怪、実は裏で銀の方の妖怪が、黄金に不純物を混ぜ、さらに毒薬を混ぜていたのです。妖怪王国を我が物にしようと王様である黄金妖怪を密かに殺そう企んでいました。人間の中から婿を選ぶという黄金妖怪の婿選びにも反対で、実は娘キキョウは自分の嫁にしたいと思っていたのでした。

そんな企みがあることなど知らず、黄金妖怪の婿選びはさらに積極的になります。市中にいる、若い男を連れてこいということで、三蔵法師も無理矢理連れて行かれてしまいます。黄金妖怪の元で、素性を聞かされ、婿にならないかとの誘われるのですが、頑なに断ります。娘のキキョウも、想い人がいるので拒否するのです。業をにやした黄金妖怪は娘と共に牢屋に入れてしまいます。

ここで銀の妖怪が本性を表します。黄金妖怪に宣戦布告をし縄を打ってしまいます、牢屋の三蔵法師を殺そうとしましたが、噂を聞いてやってきた悟空によって二人とも助けられました。

娘とその恋仲の男を逃してあげた瞬間、銀の妖怪が現れ再び捕まってしまい、父と共に縛り上げられます。銀の妖怪はキキョウに親父の命が欲しければ、自分の嫁になれと言います。三蔵法師一行がその場に乱入しました、銀妖怪の野望がわかったところで、悟空達の妖怪退治が始まりました。二人の妖怪と部下達を叩きのめし、黄金妖怪とキキョウを救い出したのです。黄金妖怪は自らの行いを悔い改め、若い二人と村人達のために妖術を使って村をよくする行いをするようになりました。

 

感想

今回は三蔵法師の男装?の姿が見れました。黄金妖怪が娘のキキョウに三蔵法師を気に入ってもらうため、妖術で魔法をかけた時のことです。何か手塚治虫の「リボンの騎士」に出てくるキャラクターみたいでした。可愛らしいですね。

また、レントゲンを撮って婿の相応しいか確認した時、技師が「これは男ではありません。」って言った時の三蔵法師の微妙な表情が面白かったですね。アドリブだったのでしょうか?

今回のゲストは竹井みどりです。NHKの銀河テレビ小説や仮面ライダー、銭形平次などに時代劇、特捜最前線、Gメン75など多数に出演されています。純日本的な顔立ちで和服がとても似合う美女です。時代劇で見ることも多かったと思います。

また影のある表情がとても素敵でサスペンスや刑事者も多く出演され記憶の残っているドラマも沢山あります。代表作は、1992年からの「ミナミの帝王」でしょうか。探偵「矢吹麻子」を演じて話題となりました。

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kenzhouse

中年サラリーマンです。若い時は海外で4年間ほど働いた経験があります。帰国してしばらく派遣社員やアルバイトの掛け持ちをして自分のやりたい仕事を見つけ正社員になりました。 職場が自然と同年代の人が集まり、プチ高齢化社会の縮図を感じています。自ら考え、自立できる自分になりたいと仕事の合間に努力しています。