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西遊記ⅡのDVD↓
天竺大雷音字を目指して西への旅がつづく三蔵法師の一行は、木の上から首を吊って亡くなっている死骸が何体もあり、どうしたことかといぶかしながら、近くの村を訪れました。村は静まりかえり人影が見当たりません。悟浄と八戒は、この村に人がいるかいないかで賭けをしようと言い出します。そんな姿を見て悟空は三蔵法師に「我々は仮にも仏に使える身、ギャンブルはどうかと思いますよ!」と進言しますが、「長い旅路なので、たまには息抜きも必要、多めに見てあげましょう」と言われてしまいます。なんで、自分ばかりに厳しく二人には甘いんだ!えこひいきしているという悟空に、「お前は弟子の中で一番信頼しているし、一番頼りにしている、そんな悟空にだからこそ厳しく行ってしまうのですよ」と言われ、悟空はメロメロになってしまいます。天竺までずっとお供します!と上機嫌な悟空でした。
村人を探して歩く一行の前に一人の子供が現れます。賭けに勝った負けたと二人が言っている中、子供が二人に向かって「ギャンブル妖怪!おとうを返せ!」と言っても石をぶつけてきます。
そこに村の女達も加勢し三蔵法師や悟空も巻き込まれるのです。一行の身分を知った女達は平謝り、そしてギャンブル妖怪に狂わされた村の男達を取り返して欲しいというのです。
3年前くらいからこの村にやってきたギャンブル妖怪が男たちを、サイコロ賭博に誘い、村人の金品を奪っていたというのです。かけるものがなくなった男は自分の女房をかけて奪われ、自殺に追い込まれる。そういうことが多発しているとのこと。
今回も悟空を除く弟子たちのテイタラクさが見られ、特に猪八戒は際立っていました。美しい女欲しさに、平気で師匠を裏切る弟子です。なんとも許しがたい弟子ですね。
三蔵法師は、わけも分からずかけのネタにされ男たちに妖怪の前に連れて行かれてしまうのです。今まさに心臓をえぐられるというその瞬間に、孫悟空が助けにやってきます。三蔵法師は縛られて殺されかけても、きっと悟空が助けに来てくれると信じて疑わないのでしょう。1部の時よりも二人の信頼関係は強くなったような気がします。
キャンブル妖怪というタイトルはなんか西遊記らしくないなと思いました。カタカナでなんとなく現代風の言葉なので、すごく違和感を感じてしまいます。なんとなく軽く感じてしまいました。もうちょっとタイトルを考えてもらえればというのが、正直な感想でした。
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