西遊記第十四話「地震妖怪!なまず魔王の謎」のあらすじネタバレ感想
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西遊記第十四話「地震妖怪!なまず魔王の謎」のあらすじネタバレ感想
西遊記「地震妖怪!なまず魔王の謎」のあらすじ
三蔵法師一行があるほこらの前を通り過ぎると,一人の女がほこらの前でお祈りをしていました。女を見て黙っていられない八戒は声をかけるのですが、振り向いたその顔は真っ白のがのっぺらぼうでした。戯けて逃げるのっぺらぼうを追いかける三人でしたが,見失ってしまいます。
再び歩き出した一行が訪れた村は村人がこぞって祈りをしているのです。三蔵法師が自分も何か力になれることはないかというと、この土地は地震が多くその原因がなまずの妖怪「鯰震魔王」であること、それを念力で封じ込めてくれている「善智聖人」で地震が来る度に聖人の念力が続くようお祈りをしていたのです。
出典:TVKドラマ
三蔵法師一行は、「善智聖人」の元を訪れます。三蔵法師がいうには、「善智聖人」は、三蔵法師と同じようにお釈迦様の命を受け天竺に向かって旅立ったが、行方知らずとなり亡くなってしまったと噂をされていたというのです。こんなところで出会えるとはと、尊敬の念を持って聖人と接するのです。
悟空らからのっぺらぼうの話を聞くと「善智聖人」は、そいつは変装が得意で、すでに誰かに化けているというのです。三人の弟子たちはお互いが,自分が本物だと言い張り微妙な空気が広がります。そのうちおっしょうさまが怪しいと言い出して,お経をあげる三蔵法師に思っていることをはなしてみました。誰かが妖怪になりすましたとしても自分はそのもの共に天竺に行くと,想定外の答えでした。さらにそれぞれの不信感が募り、三蔵法師の元を離れて行くようになってしまいました。
出典:TVKドラマ
沙悟浄が水辺でこれからのことを思い悩んでいた時、湖から出てきたなまずの化け物に飲み込まれてしまいます。追いかけてきた悟空も飲み込まれナマズのお腹の中に入ってしまいました。
その中では、悟浄がそこの湖の精に助けられてデレデレしていたので,悟空は激怒しますが湖の精のもてなしに気をよくするのです。
一方で、一人で天竺に向かって旅立つ三蔵法師を対して、善智聖人は三蔵法師に自分の跡取りになってほしいと懇願します。しかし天竺行きの意思が固い三蔵法師は、一人旅立つのです。見送る善智聖人は不適な笑みを浮かべます。善智聖人は、しばらくして、ナマズの化け物の妖怪である鯰震魔王の元を訪れます、悟空たち三人を飲み込んだ鯰震魔王はなにか体調が悪いようです。酒を飲んでまぎらそうとするとお腹の悟空たちも酔っ払ってしまいます。
出典:TVKドラマ
少しして、悟空が八戒のことが気になり、悟浄と話していると、湖の精がいいます。その人なら、一昨日からここに来ていますが、大飯食らいの上、いやらしいからここに入れないようにしています。
そうすると、八戒はここにいたことになり、八戒が入れ替わっていたということになると悟空は思ったのです。そうして、三蔵法師のことが気になってしかない悟空は、なんとかここから出ようとします。鯰震魔王は善智聖人が自分に三蔵法師を食べさせてくれないといって怒って、暴れ出します。地上ではまた地震が発生・・
三蔵法師は一人、足を進めていたところに八戒が現れます。喜んだ三蔵でしたが、それもつかの間すぐに正体を表し、三蔵を捉えてしまいます。アジトに三蔵をつれてきたのっぺらぼうこと百面怪、どちらが、三蔵をたべるか争っています。将棋で勝ったほうが食べるなど悠長なことを言いはじめました。
出典:TVKドラマ
その間に湖の精に脱出の方法をきいて、腹の中から飛び出した悟空たち三人は、二人の妖怪とのの手下たちを退治しました。それぞれ、ナマズに蛙という元の姿にもどったのです。
三蔵法師は、三人を笑顔で迎えて、改めて四人揃って天竺の旅が再開したのです。
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感想
ナマズとのっぺらぼうという妙な組み合わせの妖怪が敵でした。ナマズの妖怪が巨大化した姿がおもちゃ感覚ですごく笑えます。また飲み込まれても生きていて、その中で生活しているところが現実ばなれしていました。湖の精は1000年も前に飲み込まれたのに、今でも少女のようにきれいなままで、子のナマズは、得物をなんのために飲み込んでいるんだと冷静に考えるといろいろ疑問がありますが、そこを考えてしまうとこの物語は成り立たないので、なにも考えずに楽しむこととします。
湖の精↓
出典:TVKドラマ
今回も三蔵の命があぶない物語でした。三蔵法師は女に言い寄られるか、食べられそうになるか必ずどちらかの災難に巻き込まれます。そのたびに悟空にたすけてもらうのですが、悟空もそんな三蔵法師がいじらしく放っておけないシンパシーが生まれて来ているみたいです。きっとこれからもなんだかんだいって三蔵法師を助けていくんだなと思います。
悟空たちが戻ってきて喜ぶ三蔵↓
出典:TVKドラマ
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