西遊記第三話「三兄弟・天竺への誓い」のあらすじ・ネタバレ感想

目次

西遊記第三話「三兄弟・天竺への誓い」のあらすじ・ネタバレ感想

西遊記第3回のあらすじ

西遊記第3回目「三兄弟・天竺への誓い」のあらすじをご紹介します。

前回、悟空は妖怪黒風大王によって、三蔵法師の大事な袈裟を悟空の失態で盗まれてしまったところをなんとか取り返して、三蔵法師への面目を保つことができました。そしてなんとか二人して天竺に向かって出発できたのでした。

ここからは、第三話のお話です。道中で、烏巣禅師という、観世音菩薩の使いのものが二人の前に現れ、三蔵法師へこれから河童と豚の妖怪に出会うことになり、あなたのお供となります。というお告げをして去って行きました。

その言葉どおり二人の妖怪と会うようになります。まず、大食漢で、色欲にまみれた豚の妖怪猪八戒です。出会った時の八戒は、嫁さんを泣かせ他の女に色目を使い、家族三人で食事をしても、お店の食料も全部食べつくす、とんでもない化け物でした。

三蔵法師に出会い、悔い改め一緒に天竺に向かうと約束し、三蔵法師から猪八戒という名前をいただきます。八つの戒めを守るようにきつく言い渡されました。

最初は戦っていた悟空と猪八戒ですが、兄弟子として猪八戒が悟空を兄貴と呼んで慕うようになり、二人はとっても仲良しになります。

行く手に大きな川がありました。泳げない三蔵法師は、とっても困ってしまいます。そんな時その川に住んでいた河童の化け物が現れ、悟空と戦うのですが、三蔵法師の存在を知って天竺のお供の約束をするのです。すでに観世音菩薩から沙悟浄という名前を頂いており、三蔵法師も「良い名」だと言われました。

ここで3人と馬とお伴が揃い、三蔵法師は3名の伴のものにいうのです。艱難辛苦を乗り越えて、3人で仲良く助け合って天竺を目指そうと・・ここで3兄弟の契が結ばれたのです。三蔵法師は安堵の笑顔を浮かべこれからの旅に思いをはせます。

沙悟浄の機転で、無事川をわたることができた3人を待っていたのは、どこまでも続く砂漠、そして激しい砂嵐です。

先を急ぐ三蔵法師は、強行突破しようとしました。砂嵐の中先を急ぐ三蔵法師は、トラの化け物に拉致されてしまい、アジトの黄風洞に連れて行かれます。

そこで3人は、急ぎ三蔵法師を助けに向かい、協力してなんとか三蔵法師は助け出すことができました。しかし頭目の黄風大王の魔術によって、悟空は砂嵐で目が見えなくなってしまいます。それでも敵を殲滅させた悟空でした。

三蔵法師はそんな悟空を哀れに思い、仏の慈悲を唇に込めて両目に口づけることによりまた目が見えるようになりました。視力を取り戻した悟空は前にもまして、元気にな一同とともにり天竺に向かって出発するのです。

 
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感想

初っ端に出てくる、ハナ肇扮する烏巣禅師は、カラスの化身です。最初はいつもの化け物かと思うくらい妖しい風体で悟空と対峙するのですが、悟空も歯が立たないくらい強い存在でした。その後も猪八戒の懲りない悪行を懲らしめたりで、影に日向に三蔵法師を助けてくれる存在であったのです。やはり「ベテラン」、ハナ肇の演技は安定感があっていいなと思いました。

今回の三蔵法師は、泳げないことを恥じらいながら打ち明ける仕草や、砂漠の砂に打たれながらも強硬突破をしようとする凛々しい表情、そしてトラの化け物に捕まり縛り付けられ転がされてしまう場面、最後には、優しく悟空の目に優しくにキスをしてくれる仕草など、魅力的な表情が満載でした。

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kenzhouse

中年サラリーマンです。若い時は海外で4年間ほど働いた経験があります。帰国してしばらく派遣社員やアルバイトの掛け持ちをして自分のやりたい仕事を見つけ正社員になりました。 職場が自然と同年代の人が集まり、プチ高齢化社会の縮図を感じています。自ら考え、自立できる自分になりたいと仕事の合間に努力しています。