目次
1983年4月18日に土曜ワイド劇場で放映されたドラマです。原作は江戸川乱歩の「盲獣」1931年から「博文館」の朝日に連載された小説です。
作者の乱歩でさえ吐き気を催すようなグロテスクな作品で 、一部削除して乱歩全集の載せたとのこと。
もしかしたら原作を読むのは非常に勇気のいることなのかもしれません。
ドラマの中でもグロテスクな部分は出てきますが、今までの作品の予想範囲内ではないかと、、
助手の文代と小林に無理やりディスコに連れてこられた明智でしたが、どうにも馴染めずその場を飛び出してしまいました。その帰り道の公園で不自然に荷物の包みなおしをしている尼僧に目が止まる明智、よくみるとその荷物は人の前腕部を包んだものでした。明智の気づいた尼僧は、その場を立ち去りますが、明智がその後を追いかけます。
美女シリーズ見るならこちら<U-NEXT>
古い寺に逃げ込んだ尼僧を追いかけて、その寺に入り込み明智は僧侶に話を聞きます。中から出てきた僧侶は、ここには自分しかおらず、尼僧がいる寺ではないというのです。
多摩川の丸子橋付近、遊んでいる子供達の元にいくつもの風船につられた荷物が落ちてきました。紙に包まれた人の両脚であったため、警察に届けます。
しかし明智には別件があるため、今は協力できないと、文代に言われ、渋々、申し出に断るのです。
明智は、山野文化学院の理事長、山野五郎主催による茶会の茶話会に誘われていました。明智を迎えた山野の若妻百合江(叶和貴子)は、茶会と称して明智を呼んだのです。
彼女はなにかを明智に相談しようとしていた時、マッサージの宇佐美鉄心(中条きよし)がやってきました。怪しげな雰囲気の彼をやり過ごし、話を進める百合江でした。
内密にということを前提に、一人娘(義理の娘)の道子を探して欲しい、ということでした。5日も連絡のないまま道子が帰宅しない、しかも道子がいつ、どうやって家を出たのかもわからないというのです。明智は、道子の部屋を案内してもらいました。中には大きなグランドピアノがあります。それは、道子が失踪したと思われる日に届いたものでした。そして、最後に道子と接触したと思われるのが、山野の秘書小松ひとみでした。
翌日、風邪で休んでいたひとみのアパートを訪ねた明智は、道子のことを聞いている途中で、ピアノ教師をしているという蕗谷真一が訪ねてきました。しかし彼はひとみの顔を見るなり、驚いたようにしどろもどろになってしまい帰ってしまいます。何かを予見するような展開ですが、そこでは何も起きませんでした。
深夜、あるデパートを巡回している警備員が尼僧の侵入を発見し追いかけたが、逃げられてしまいます。
翌日、そのデパートの和服売り場、マネキンの腕が本物の人間の腕に変わっていて、その指には道子がつけていたエメラルドの指輪が付いていました。道子の部屋のドライヤーなどの指紋からその手は道子と判断され、最悪の事態を迎えてしまいます。
度々登場する尼僧も正体は?そして道子は誰によって殺されたのか?秘書の小松ひとみとピアノ教師蕗谷真一との関係は?などなど、なぞが深まる事件に明智が臨みます。
このドラマの美女は叶和貴子で、私も大好きな女優さんですが、「天国と地獄の美女」でご紹介しましたので今回は、2代目の助手文代を演じる高見知佳です。1962年7月9日愛媛県新居浜市出身です。
1978年、中学生の時、今治市で収録されたラジオ番組の、のど自慢に参加し、そこで25人に勝ち抜きます。そこで芸能事務所にスカウトされ、田辺エージェンシー所属のタレントとして1978年アイドルデビューしました。
ヒット曲は1984年の「くちびるヌード」でその年の資生堂春のキャンペーンテーマ曲に選ばれるという、女性アイドルにとっては嬉しい起用でした。
本来の明るさと天真爛漫なキャラを生かしドラマやバラエティでも大活躍します。
TVの旅番組で海外ロケに行った際にコーディネータのメキシコ系アメリカ人と結婚し、一児をもうけます。
ご主人の親が沖縄で営業していたメキシコ料理店を引き継ぎそこの手伝いと、新居浜にいる母親の看護で愛媛と沖縄の行ったり来たりにようです。
代表作と言われるのは、芦屋雁之助主演のフジテレビ系ドラマ『花王名人劇場 裸の大将放浪記』のよめこ役だと思います。八幡学園の生徒で、山下清(芦屋雁之助)に想いを寄せる少女の役をさわやかに演じていました。
おすすめページ |
乱歩美女シリーズの紹介ページ |
昭和・平成のドラマ・映画で素敵な時間を |
昭和のエンタメ最高 |
懐かしいドラマで昔を振り返る |
白い素肌の美女DVD↓