原田知世の「愛情物語」ネタバレあらすじ感想

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原田知世の「愛情物語」ネタバレあらすじ感想

原田知世の愛情物語

原田知世の愛情物語が今回のテーマです。1984年に公開されました。赤川次郎の同名小説を原作としています。同時上映は薬師丸ひろ子の『メイン・テーマ』です。この映画は、角川春樹が監督となってメガフォンをとっています。原田知世主演の映画は1983年の「時をかける少女」から2作目です。1984年に本作「愛情物語」そして同年に「天国に一番近い島」です。かなりのハードスケジュールでしたね。

あわせて、角川春樹も監督として2作目です。初めての作品は、草刈正雄主演の「汚れた英雄」で2作目が本作となります。この愛情物語は、アメリカの女性作家ジーン・ウェブスターが1912年に発表した児童文学作品「あしながおじさん」をモチーフにして作られたものです。

ストーリー

赤川次郎の作品を角川春樹がミージカル調にして映像化したものです。角川事務所の秘蔵っ子である原田知世を主演に起用し、みずから監督に名乗り出たとのことです。

仲道美帆は16歳の誕生日に、母治子(倍賞美津子)とともに、ミュージカル「カーテンコール」を見ていました。感激した美帆はそれまで習っていたクラッシクバレーをやめてミュージカルの世界に進むことを決意します。

1週間にせまった「カーテン・コール」のオーディションを受けるところから、美帆のミュージカルへの挑戦が始まりました。練習に励む中、使っていたトウシューズが破れてしまいます。その破れたジュースをみて美帆はあることを思い出しました。

美帆は、孤児で今の両親は育ての親です。捨て子だった美帆を育てくれた両親に愛され明るく元気に育っていった美帆でした。置き去りにされていた美帆の傍らに赤いトゥ・シューズがおいてあり、この赤いトゥ・シューズとともに育ってきたのです。さらに美帆には、毎年誕生日になると花を送ってくれる「あしながおじさん」のような存在がいました。美帆は「赤いトゥ・シューズがぴったりあうまでに成長したら、花を送ってくれるあしながおじさんを探しにいく」と、母と約束をしていました。

今回のシューズが壊れてしまったことをきっかけとして、そのことを鮮明に思い出した美帆は、急ぎ家にかえり赤いトゥ・シューズを履いてみました。そうするとなんとピッタリあうまでに成長していたのです。そこで美帆は、今までずっと心に思っていたあしながおじさんを探しに行きたいということが抑えきれなくなり、母にそのことを告げるのです。母は困惑しましたが、小さなころからの約束なので断ることができず、認めざるをえなかったでした。

ここから美帆のあしながおじさんを探す冒険が始まるのです

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劇場音楽

この映画では、原田知世のミュージカル女優としての姿が描かれています。

劇中で、原田知世が歌った歌をあつめてみました。

①愛情物語(歌:原田知世、作詞:康珍化、作曲:林哲司、編曲:萩田光雄)

出典: you tube

②地下鉄のザジ (歌:原田知世、作詞・作曲:大貫妙子、編曲:清水信之)

③ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ (歌:原田知世、作詞・作曲:松任谷由実、編曲:松任谷正隆)


自分自身ではこのダンディライオンという曲が大好きです。なんか泣けてくる曲だとは思っていたのですが、ユーミンがこの映画の為にかきあげたことを、今回初めて知るようになりました。この映画にぴったりの曲想と歌詞だから泣けるんだと思わされ、ユーミンの驚くべき才能を感じざるを得ませんでした。

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kenzhouse

中年サラリーマンです。若い時は海外で4年間ほど働いた経験があります。帰国してしばらく派遣社員やアルバイトの掛け持ちをして自分のやりたい仕事を見つけ正社員になりました。 職場が自然と同年代の人が集まり、プチ高齢化社会の縮図を感じています。自ら考え、自立できる自分になりたいと仕事の合間に努力しています。