南野陽子の「スケバン刑事Ⅱ(鉄仮面伝説)」ネタバレあらすじ感想
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南野陽子の「スケバン刑事Ⅱ(鉄仮面伝説)」ネタバレあらすじ感想
概要
『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」は、1985年11月7日から1986年10月23日まで毎週木曜日19:30 - 20:00に、フジテレビ系で放送された学園ドラマです。
主演は南野陽子、そして2回目3回目には、吉沢秋絵(おニャン子クラブ)、相楽ハル子が加わり、3人で戦っていくスタイルが出来上がりました。
作者は漫画家の和田慎二。南野陽子の大ファンという説もあり、のちにこの第2部をみたあと、自分が漫画で抱いていた麻宮サキに一番近いと言われていました。
2代目サキはキャラクターが自分のためでなく、他のために戦うという設定となっており、そこが作者和田のイメージに近かったというのです。一視聴者として見ていたら、夢中になっていただろうとも言われてました。
二代目麻宮サキ
高知県土佐青柳高校出身で、かなり強い土佐弁で当時の若者も使っていないほどのナマリで会話しています。
スケバンネーム「五代陽子」本名早乙女志織(さおとめ しおり)という多少複雑な設定です。
暗闇司令から二代目麻宮サキを襲名され、敵と対峙する時は二代目麻宮サキと名乗ります。土佐にいたころ、四国全体のスケバングループから“スケバン鉄仮面”として恐れられていました。
それは幼い時から鉄仮面を被らされ、小・中・高と仮面のままで通学しており、その背景には、鎌倉の老人と呼ばれていた信楽老に命を狙われるという理由で、母親から鉄仮面をかぶらされての通学を余儀なくされたていたとのことです。
かなり大きな鉄仮面でとっても可愛そうな生い立ちだなと当時は思っていたのですが、今になって思えば、四六時中鉄仮面をかぶっている少女はあまりにも目立って余計目立ってしまうんではと突っ込みたくなりますね。
17歳になって初めて鉄仮面をはずすシーン、中からはあまりにも美しい少女の顔が現れます。
出典:tweeter
主演の南野陽子は初めての主演で非常に喜んだのですが、鉄仮面をずっとかぶっていると設定と役柄を知って、かなり落ち込んだというエピソードがあります。
少し天然な彼女の魅力を感じるエピソードですね。本人の落胆に反して、このドラマは大反響となり、南野陽子の出世作となりました。
二代目麻宮サキ決め台詞
桜の代紋を見せつけ、啖呵を切って敵に戦線布告するスタイルは、初代とかわりません。その決め台詞は以下の通り。
「鉄仮面に顔を奪われ、十(とお)と七とせ、生まれの証しさえ立たんこの私(あてぇ)が何の因果か警察(マッポ)の手先。「おまんら、許さんぜよ!」「おまんら、気合入れんかい!」
ここでも土佐の言葉がでてきて、郷土愛全開で敵に戦いを挑んでいきます。(とにかく可愛らしいセリフですね)
三人のスケバン刑事
陽子の他に2話より登場する矢島 雪乃(やじま ゆきの)と3話から登場する中村 京子(なかむら きょうこ)が新たなスケバン刑事です。
袱紗(ふくさ)と琴の爪を武器にする財閥の総帥令嬢雪乃、そしてビー玉を武器とするビー玉のお京が仲間になります。
最初は、陽子に対して対抗心むき出しでしたが、決闘によって陽子の実力を思い知ったあと、陽子の人柄に触れて信用するようになり3人、力をあわせて巨大な敵に立ち向かって行きます。
雪乃を演じる吉沢秋絵は当時の大人気アイドルおニャン子クラブのメンバーでした。3人の活躍はぜひDVDにて御覧ください。南陽子がとにかく初々しくて可愛らしい!
ファンにはたまらない作品ですよね。
スケバン刑事シリーズのご紹介 |
斉藤由貴の「スケバン刑事」 |
浅香唯「スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇」 |