西遊記Ⅱ第二十一話「異説 鬼子母神由来記」ネタバレあらすじ感想

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西遊記Ⅱ第二十一話「異説 鬼子母神由来記」ネタバレあらすじ感想

 

 

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異説 鬼子母神由来記ネタバレあらすじ

果てしのない旅を続ける三蔵法師一行は、今日も黙々と歩き続けます。風に乗って、女の声が聞こえると八戒が言い出します。他の誰も気がつかない、これぞ八戒の特殊能力ともいうべきか、声の主を見つけ出し皆んなで訪ねていきました。そこには首を吊って死のうとしていた夫人がいたのです。なんとか説得して命を救うことができ、その訳を聞くとその村の悲しい現実を知ることができたです。

その話によると、数年前から鬼子母という妖怪がこの村に現れ、子供たちをさらっていくというのです。鬼子母は子供をさらってはアジトに連れ帰り、骨までしゃぶってその若さと美貌を保っているというのです。そんな恐ろしい妖怪は、この村だけはなく、その周辺に現れては、「子供はいないかぁ」と叫んで、徘徊する姿は恐怖そのもの!首を吊って死のうとした夫人は、鬼子母の襲来をやりすごそうと隠れていたとき、泣き出すわが子の声が出ないようにと、口を押えていたら、あまりの恐怖に強く押さえつけてしまい、ついには窒息させしまったのです。

そんな悲しい話を聞いてしまった三蔵法師は、なんとか助けようと弟子たちに、鬼子母のことを調べるようにいいます。鬼子母の住かにいってみると自分の子供が千人いて、それぞれをかわいがる子煩悩な一面を見せていたのでした。また、牢屋には連れ去った子供が多数とらえられています。

一方八戒を中心として村の男たちが総出で、鬼子母に対抗すべく様々な罠を作り出しました。落とし穴を作りその中に、竹槍を敷き詰めて鬼子母神を仕留めようとするのです。

そうこうしていると鬼子母が、その村に現れました。村人をおどしまくいり、子供を探して歩く鬼子母を悟空が迎え撃ちます。意外と強い鬼子母、そこに沙悟浄と八戒とが加わったため、その場は退散した鬼子母でしたが、近くの民家から子供を見つけ出し奪い去っていきました。

子供を抱えて逃げる鬼子母を追撃することができず、またアジトにも連れ去られた子供たちがいるため攻撃もできない状態で悟空も困り果ててしまいました。

そんな姿をみて三蔵法師が、お祈りをし始めました。それはお釈迦様に助けお願いするためだったのです。三蔵法師の思いを込めたお祈りに答えてお釈迦様が顕現されました。鬼子母の残虐非道行為をお話し何とか助けてもらいたいと懇願する三蔵法師に、お釈迦様は「私に考えがある」といって願いをきいてくれたのです。

鬼子母の隠れ家で、鬼子母かわいがる末娘の前に現れたお釈迦様が、その娘を連れ去り三蔵法師の下に連れてきました。

娘がいなくなったことを知った鬼子母は、我を忘れて娘を探しまくり、ついには三蔵法師のもとにたどり着くのです。

そこには、娘をつれてきたお釈迦様もいらして、娘の前に刀を出してだしてそれで娘を殺せというのです。

悟空が意を決して刺し殺したところで、お釈迦様が鬼子母にお前の命を差し出したらこの子をいかしてやろうというのです。子供の生き返りを願って鬼子母は自分の命を差し出すというのです。

その瞬間、子供はよみがえり、お釈迦様は優しく鬼子母神をいさめ、子供を思う親の気持ち、子供の命を奪われた親の気持ちを痛いほど知らされた鬼子母でした。

それから、鬼子母は子供を奪うことはやめておとなしく暮らしたということです。

感想

今回のゲストは、若かりし頃の和田アキ子です。とにかくでかい、そして強い。。。イメージそのままでした。いで立ちも勇ましく、頭に付けた王冠がやたらと光に反射して、きつめのメークと相まって恐怖心を掻き立てます。

男たちを追いかけまわす姿や、悟空と戦うときの剣の使い方や戦い方などは素人とは思えないというのが、正直な感想です。声も野太いので、今までみてきた妖怪のなかでも一番の迫力と恐怖を感じました。和田アキ子の役者魂を感じる作品でした。

前回の研ナオコに続き人気絶頂のタレントを2続けて起用したところをみると、この番組自体が人気があったんだと思います。研ナオコの時は笑いあり涙ありでしたが、今回はひたすら恐怖でした。脚本の妙というか、本当にゲストにあった作り方をしているんだと思いました。

久しぶりにお釈迦様が登場しました。高峰三枝子の神々しい姿を久しぶりに見ることができました。お釈迦様といえば高峰三枝子がふんしたあの姿を思い出してしまうほど自分の中では定着しています。

 

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kenzhouse

中年サラリーマンです。若い時は海外で4年間ほど働いた経験があります。帰国してしばらく派遣社員やアルバイトの掛け持ちをして自分のやりたい仕事を見つけ正社員になりました。 職場が自然と同年代の人が集まり、プチ高齢化社会の縮図を感じています。自ら考え、自立できる自分になりたいと仕事の合間に努力しています。