西遊記Ⅱ第二十話「燃えた屏風の七福神」あらすじネタバレ感想

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西遊記Ⅱ第二十話「燃えた屏風の七福神」あらすじネタバレ感想

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「燃えた屏風の七福神」のあらすじ

今回も不詳の弟子沙悟浄のぼやきから物語が始まります。

「恋をしたい、次の村でいい女を見つけて恋をするんだ!毎日苦しい旅ばかりで息が詰まる」

と言い出したのです。天竺にありがたいお経をもらいに行くという、尊い旅をしている修行の身にあるまじき言葉なのですが、それに同調するのはやはり八戒です。あれやこれやのよからぬ妄想を巡らせ、悟空もまんざらもない様子、挙げ句の果てに、一番いい恋をしたものが兄貴となるという役をするのです。そんな弟子たちの言葉を聞き、呆れた様子でありますが、涼しい顔で受け流す三蔵法師でした。

村についた一行。三人の弟子たちは早速、村の若い娘を品定めし出します。そして身の程知らずにも無礼な言葉を連発していき、娘たちの反発を喰らうのでした。

挙げ句の果てに民間の壁の外から沐浴している娘の姿を覗き見し水を引っ掛けられるという失態を演じ、どうにも情けない状態となりました。

その日の宿泊は村の長者様の家です。長者様は、懇切丁寧に一行を迎えてくれたのですが、弟子たちの無礼な態度は止まりません。

若い娘はいないのかという失礼な問いかけに、長者様は、「いるとしたら、その屏風の中にいる弁天様くらいです。」というのでした。

世も更けて辺りが静かになった頃、屏風の中からそっと抜け出す影が、、、それは、うら若き娘となった弁天様(研ナオコ)でした。弁天様は、休んでいた三蔵法師を起こして、天竺行きのお役目を代わって欲しいというのです。ずっと屏風の中に閉じ込められて退屈だからと駄々をこねる弁天様に困り顔の三蔵法師でしたが、弁天様は、三蔵法師を自分の代わりに屏風に閉じ込めてしまいます。

 

翌朝弁天様は、三蔵法師にばけて旅を始めたのでした。少しして正体がバレた弁天様でしたが、悟空以外は、弁天様と旅を続けるというのです。

三蔵法師のことが心配な悟空は、長老のうちに戻ってきました。そこで、三蔵法師が閉じ込められたことを知るのです。慌てて他の七福神たちを屏風から叩き出しなんとかしろと責め立てました。騒ぎを聞きつけた家人から隠れるように悟空も一緒に屏風の中に入ってしまいました。変わり果てた屏風を見つめた長者様は、いたく悲しみ、そしてこの屏風は呪われたとして、火ににかけて燃やしてしまいました。

そのころ不詳の弟子たちは、弁天様をかけて争い決闘を始めます。しかし決着がつかず同士討ち。二人仲良くのびてしまいました。仕方がなく頼りない玉竜と共に旅立った弁天様でした。

川辺にて、命からがら助かった七福神と三蔵法師と悟空が途方に暮れていました。とにかく弁天様を連れてきてくれと悟空に頼む七福神。仕方なく煤だらけの顔で筋斗雲に乗って弁天様を探しに出かけました。

その頃弁天様は山賊たちに襲われて危機一髪なところで、悟空が颯爽と現れてピンチから救ってあげたのでした。そして一緒に七福神のところに帰れという悟空に弁天様は、悲しい本音を話すのです。若い身の上でずっと屏風の中に閉じこめられて、苦しい、自分も恋をしたいと涙ながらに訴える弁天様に悟空はどうする事もできず、ただただドギマギするばかりです。

そんなところへ後光を背にして神々しい女性が現れました。自分は弁天と言います。そして、悟空の隣にいる弁天に対し叱りつけます。実はそれまで悟空たちといた弁天は影の存在、本当の弁天が現れ、観念したように準備された屏風に入っていきます。彼女の深い悲しみを知ってしまった悟空は、愛おしく思う気持ちを抑えきれないまま、彼女を納めた屏風を持って、三蔵法師と七福神の元に帰ってきて、彼らを屏風に返してあげました。そして、彼女のためにも一日も早く天竺に行こうと決意を新たにするのでした。

感想

今回のゲストは今でも現役で活躍している研ナオコでした。若い頃から歌やお芝居でその才能を発揮し、バラエティ番組でもレギュラー番組を持つほどでした。カックラキン大放送やドリフのコント番組など多くテレビ番組に主演し、大人気でした。嫌味のないとにかく明るいキャラクターでしたので見ていて本当に元気になるタレントさんです。

今回は、妖怪の登場はなく研ナオコの個性を最大限に引き出す番組構成だったのではないかと思いました。とても楽しい放送回でした。

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kenzhouse

中年サラリーマンです。若い時は海外で4年間ほど働いた経験があります。帰国してしばらく派遣社員やアルバイトの掛け持ちをして自分のやりたい仕事を見つけ正社員になりました。 職場が自然と同年代の人が集まり、プチ高齢化社会の縮図を感じています。自ら考え、自立できる自分になりたいと仕事の合間に努力しています。