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美咲と虎田は、捜索人課に捜査依頼のあった19歳の女の子、じゅん子を探していました。情報のあったビルに二人で乗り込んで行きました。そこは、人気(ひとけ)のないビルです。虎田は彼女の消息を求めて屋上にに行きますが、そこには、赤いジャンパーを着た大きな男、赤沼(宇梶剛士)が待ち伏せしていました。
出店:TVKドラマ
コンクリートの塊で殴りつけられた虎田は地面に倒れてしまいます。虎田のあとを追ってきた美咲もまた。赤沼に襲われて車で轢かれた上、連れ去らてしまうのです。虎田からの連絡を受けて、捜索人課のメンバーは美咲を探し始めますが一行に手がかりがつかめません。
その頃美咲は、あるビルの一室で目を覚ましました。
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そこには赤沼がいて、美咲の拳銃を持っていました。赤沼は、美咲と取引をしようとしています。部屋を仕切っているカーテンをあけるとそこには、捜索願がだされていたじゅん子がいたのです。言うことを聞かなければ、この女を殺すといいます。その要求とは、警察に捕まっている鹿島(今井雅之)という男の解放でした。じゅん子は彼の女で、拳銃で脅されている彼女を救いたい一心でその要求を受け入れるのです。
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早速鹿島が留置されている警察にいきました。自らが鹿島の身元引受人と名乗った美咲は追手の港街署刑事を振り切りまんまと鹿島を刑務所の外に連れ出すことができました。
鹿島は、美咲に気を許し、自分のしたことを話し始めます。宝石店から高級宝石を盗み出し、じゅん子の部屋にある、ゴリラのぬいぐるみの中にその宝石を隠したというのです。
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刑事たちも、宝石強盗の容疑者として鹿島を追いかけていたのです。そして、美咲立ち寄り先にじゅん子の家を家宅捜索をして、ぬいぐるみを押収したのです。遠くからその姿を見ていた鹿島は、刑事たちのスキをみて、そのぬいぐるみを強奪します。
美咲は、図らずも、刑事課の追っていた宝石強奪犯である鹿島と共に逃亡することになり、各所に予防線が張られました。美咲の活動範囲が狭められ、赤沼との接触ができない時間が過ぎていきます。
美咲は、赤沼とじゅん子を米軍基地の跡地に来るように呼び出し、同様に捜査人課のメンバーにも同じ場所に来るよう伝えたのです。美咲の賢いやり方でうまく伝えたのでした。
美咲に連れられて米軍基地跡地にやってきた鹿島は、唐田が共犯者として確保しておいた男たちにおびえて逃げだします。鹿島を捕まえたい彼らは容赦なく二人を襲います。しかし美咲がうまく立ち回り、あっという間に男たちを確保してしまいます。しばらくして沖田がやってきました。
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そこに、赤沼が大きなダットサンに乗ってやってきます。最後の最後までドンデン返しがあったのですが、なんとか赤沼を逮捕できたのです。
今井雅之(故人)宇梶剛士などその後の活躍が目覚ましい俳優さんが登場しています。ふたりともすごく個性的な役回りでした。今井雅之演じる鹿島は犯罪者ではありますが、穏やかな優しい雰囲気でなんならすこしおかまを彷彿させるのです。南野陽子のチャキチャキした性格を存分に発揮していた美咲に完全に支配されている可愛そうな役柄を演じていました。
宇梶剛士は、反対にあくまでもドライで、無表情、平気で人を傷つける役柄です。今でこそ刑事役だったり、人情あふれる役をして好感度が高い俳優さんですが、このドラマにかぎては非情なキャラクターでした。
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そして今回も南野ワールド全開でした。同僚である虎田を虎ちゃんと呼んで仕切っていますし、新しく配属された猿渡をかなり邪険に扱い、上司の沖田ですら使われてしまうすごいパワフルな役柄でした。
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回を追うごとに、美咲演じる南野陽子が生き生きしてきて本当に楽しそうでした。発する一言一言が楽しくてそれだけで、見ていて楽しくなる番組です。素の南野陽子を見ているみたいですね~~