南野陽子主演_ドラマ「アリエスの乙女たち」_ネタバレあらすじ感想

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南野陽子主演_ドラマ「アリエスの乙女たち」_ネタバレあらすじ感想

 

『アリエスの乙女たち』は、里中満智子作の少女漫画です。1973年より『週刊少女フレンド』(講談社)にて連載されました。そして1987年に南野陽子主演でテレビドラマ化され、大映テレビ制作の連続テレビドラマ作品としてフジテレビ系列で放送されました。

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原作者の里中満智子は、幼少から漫画家を目指し、漫画家になるために多くの勉強をされてきました。大学進学と漫画家を選ぶ岐路に立った時「学校は一生は行かないが、仕事は一生」と考えて、漫画家の道に行こうと決意を固め、高校3年生で中退を決めたそうです。17歳の少女にとっては重い決断ではなかったのでしょうか。並々ならぬ決意と探求心で多くの作品に取り組みます。その甲斐があって当時の少女漫画で描かれたような「恋」や「ときめき」だけでなく、激しい愛のあり方や、愛によって生まれる憎しみや苦しみ、道ならぬ恋愛などを描いく漫画家として多くの素晴らしい評価を得て、それらはやがて少女漫画というジャンルを超えて、大人の女性も読む恋愛ドラマとしてその世界を広げていくのです。

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ストーリー(第一話)

大映テレビのドラマナレーションには欠かせない来宮良子さん(故人)の独特な響きで心を震わせるナレーションから始まります。

アリエス…天翔る金色の牡羊。その星の運命(さだめ)…愛のためなら死ぬ事さえも喜び。見極めてみたい、そんな愛を…。

女子高生・久保恵美子(佐倉しおり)は、演劇部の部員で舞台の稽古に熱中する中、生徒会長・磯崎高志(石橋保)にほのかな恋心を抱いていました。馬術部に所属する高志は、日々乗馬訓練に励んでいて、彼を慕う恵美子は、馬場の傍らからその姿を見守る日常です。そんなある日、恵美子が高志と挨拶を交わしていると、突然少女の乗った馬が柵を飛び越えて馬場に駆け込んで来たのです。恵美子は驚いて尻もちを付いてしまいます。その少女は、心配しつつ恵美子に一声かけて、恵美子の無事を確認すると、また馬で柵を飛び越えて走り去っていってしまいます。

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その日、恵美子の学級に転校生がやってきました。先ほどの馬上の少女でした。少女の名は水穂薫(南野陽子)いい、パリからの帰国子女だと担任教師・大下直樹(宅麻伸)がクラスメイトに紹介するのです。

瞳と恵美子の運命的な出会いから、二人の運命が歯車が動き出します。そこには、不良生徒の番長の結城司(松村雄基)、生徒会長・磯崎高志の存在が動きを加速させます。

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その日の放課後、この恵美子をめぐる二人の男子のいざこざから、恵美子がいだいていた高志への恋心を砕いてしまう出来事が発生します。

一方で、瞳は馬術部に入部するのですが、高飛車な態度の瞳は先輩たちから反感を買います。瞳は自分が所有する愛馬エレクトラだけにのり、他の馬は乗らないと言い張るのです。リーダー各の女性部員と勝負することになり、瞳の圧勝でしたがそのレースの仕方が容赦ない勝ち方と強気の発言で、そこにいた高志はじめ、部員一同を唖然とさせてしまいます。

そんな騒動の中、薫の前に結城司がふらりとやってきて、不敵な笑みを浮かべながら薫に歩み寄ると、いきなり抱きしめて、キスしようと唇を寄せたのです。薫は咄嗟に司の頬を張り飛ばし、「何するのよ!」と叫びます。司は意に介することなくそのまま薫を壁に抑え付てしまいます。薫が抵抗を諦めかけたその時、エレクトラの嘶きが厩舎から響き渡るのです。その声を聴いた司は薫を抑え付けていた腕を緩めて、「あ~あ、馬に見られてのラブシーンじゃ気分出ねえや」と厩舎からでていくのです。気の強い薫でしたが、司が出て行った後はその場にへたり込んでしまいます。

休日のある日、恵美子は父・久保哲也(若林豪)とショッピングに出掛けました。買物を終えてデパートから出て来た恵美子は、偶然薫と出会いました。そして、三人で喫茶店に入ってお喋りすることにしました。恵美子は3月末生まれで、薫は4月初に生まれています。同学年ですが、ほぼ1年歳が離れていて、2人は同じ牡羊座、即ちアリエスの生れだと意気投合するのです。

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薫はパリからの帰国子女で、母子家庭の母はファッションデザイナー、丁度恵美子がその日来ていたスーツも、薫の母・マキ水穂(野川由美子)のデザインだったので、恵美子は薫に憧れの思いを持ち始めました。。男勝りで乗馬をこなし、有名デザイナーの母まで持つ帰国子女の薫は、恵美子にとって友達以上の存在に思えたのです。
そんな2人のやり取りを傍らから静かな表情で見守っていた恵美子の父・久保は、久保は薫を一目見た時から内心動揺を感じていました。この子はひょっとして……久保の心にある疑念が膨らんでいたのです。それは、この二人は異母姉妹で、その父親は自分ではないかということです。

瞳と恵美子そして高志と司の愛憎劇が多くの人々を巻き込んで進んでいくアイリスの乙女たち。様々に人間模様交差してドラマは急展開をしていきます。

感想

昼メロを凌ぐ愛憎の世界と大映テレビの大胆な演出、スピーディーな展開がみるものを引き付けます。それを象徴するかのように、毎回のサブタイトルが刺激的です。

 

 

各話 放送日 サブタイトル
第1話 1987年4月8日 魔性の瞳
第2話 1987年4月15日 これが愛?
第3話 1987年4月22日 二人だけの夜
第4話 1987年4月29日 恋のスクランブル
第5話 1987年5月6日 親たちの秘密
第6話 1987年5月13日 恐ろしい破局
第7話 1987年5月20日 真昼の決闘
第8話 1987年5月27日 男の決着
第9話 1987年6月10日 愛なき妊娠
第10話 1987年6月17日 たった一人の結婚式
第11話 1987年6月24日 私の全て捧げます
第12話 1987年7月1日 私は愛人?
第13話 1987年7月8日 陰の女
第14話 1987年7月22日 恐ろしい宣告
第15話 1987年7月29日 神よ! 私に暗闇を
第16話 1987年8月5日 檻の中の愛
第17話 1987年8月12日 私の名は不倫少女
第18話 1987年8月19日 花嫁となる夜
第19話 1987年8月26日 母の遺言
第20話 1987年9月2日 召しませ我が命
第21話 1987年9月9日 悲しき化身
第22話 1987年9月16日 愛しながら他人
第23話 1987年9月23日 輝ける愛の奇跡

ウィキペディア(Wikipedia)より

当時の大人気アイドル南野陽子の乗馬姿が眩しい第一話から、回を進めるごとに泥沼の愛憎劇に進んでいく過程で、苦悩する南野陽子、松村雄基などの表情が見逃せません。当初の勝気な印象の瞳は、どんな辛い未来が待っていようと、自分の信じた愛を貫き通す女性、耐え忍ぶ違った意味で強い女性に変貌していきます。そんな姿を見るのもまた楽しい作品でした。

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kenzhouse

中年サラリーマンです。若い時は海外で4年間ほど働いた経験があります。帰国してしばらく派遣社員やアルバイトの掛け持ちをして自分のやりたい仕事を見つけ正社員になりました。 職場が自然と同年代の人が集まり、プチ高齢化社会の縮図を感じています。自ら考え、自立できる自分になりたいと仕事の合間に努力しています。