映画「幕末純情伝」ネタバレ、感想あらすじ

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映画「幕末純情伝」ネタバレ、感想あらすじ

幕末純情伝の概要

「幕末純情伝」は1988年、角川書店発行の「野性時代」7月号に「幕末純情伝ー竜馬を斬った女ー」の題名で発売されたつかこうへいの長編小説です。舞台は幕末の混乱期の中、新選組の「沖田総司」が女性として描かれ、さらに男装した沖田総司を巡って土方歳三、坂本竜馬が三角関係となっていまう、時代劇コメディーです。

この小説の1989年には戯曲として舞台公演が始まりました。機曲脚本としてのタイトルが「幕末純情伝」で戯曲の演目を「幕末純情伝 黄金マイクの謎」でパルコ劇場にて公演されています。

土方歳三役には、初代「平栗あすみ」二代目「藤谷美和子」などが演じ、その後「広末涼子」「石原さとみ」「鈴木杏」などが後に続きます。

一方坂本竜馬は、「西岡徳馬」「筧利夫」「真琴つばさ」が演じています。実に20年以上の長期にわたり、公演が続いている戯曲でその人気の高さがうかがえます。

ストーリー

時は幕末、京都の治安を守ると称して設立された新選組が、新しい隊員を募集します。幹部の近藤勇(伊武雅刀)土方歳三(杉本哲太)が見守るところで、道場破りのようにある若者が現れます。超イケメンその上、達人級の剣さばきで、数人の男たちをなんなくやっつけてしまう、それが沖田総司(牧瀬里穂)。近藤らとの出会いでした。

出典:ファミリー劇場

ある日、鴨川に浮かぶ屋形船で宴会を催している一行がいました。それは、倒幕の論議を大声で話している、桂小五郎と坂本竜馬です。沖田総士が加入した新選組の精鋭部隊が、その船を襲撃します。壮絶な切あいの中で、なぜか坂本龍馬(渡辺謙)は沖田総司に抱きついて、口説き始めてしまいます。その時、結核を患っていた沖田総司は吐血してしまいます。

この襲撃で、薩長同盟にダメージを与えた新選組は、知名度をあげていきます。特に沖田総司の人気の高まりはものすごく、病床には、女子のファンからのお見舞いが多数届けられるのです。

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倒幕派の桂小五郎、西郷隆盛らに反し、竜馬は朝廷と幕府の連合政権を目論んでいました。竜馬の策略は朝廷、幕府にも及んでいるのでした。同時に深雪(財前直見)という名前の女スパイも現れ京都の町は混乱を極めてきました。

そんな中本来は女性である沖田総司は、土方歳三に一方的に行為を寄せていましたが、土方は女スパイの深雪に熱をあげていくのです。さらには、そんな思いを寄せている沖田総司が、女性だと知らされた竜馬の追いかけが始まってしまうのです。

しばらく活躍をしていた新選組でしたが、松平容保(榎木孝明)の緊縮財政策に目をつけられました。様々な活動により多くの活躍がありましたが、同時に多くの器物も損壊する事になりました。、その請求書も松平がもっていたのです。経費の多額使用の責任をとって、全員クビとなってしまいます。さらに追い打ちをかけるように。沖田総司が桂小五郎らに連れさられてしまいます。土方・坂本竜馬それぞれが、沖田総司を助け出すために立ち上がります。
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登場人物にピックアップ

今回は、沖田総司役を演じた「牧瀬里穂」です。牧瀬里穂は1971年12月17日福岡市博多出身の女優です。デビューは、1989年に行われた、武田薬品工業主催の「ミスビタミンCハイシーガールコンテスト」でグランプリに、2100名の中から選ばれたことがキッカケでした。

同年12月、JR東海のあの有名な「クリスマス・エクスプレス」のテレビCMです。恋人を待つ女の子を演じ、一躍脚光を浴びます。あの大ヒット曲、山下達郎の「クリスマス・イブ」に乗せて、映し出された愛くるしい姿は、多くのファンの心を鷲掴みにし、トップスターの仲間入りを果たしたのです。

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当時大人気であった宮沢りえ・観月ありさと共に3人に共通する苗字のローマ字表記の頭文字を取って「3M」と呼ばれ、多くの若者に支持されました。

その勢いそのままに、毎年のように主演映画が撮られ、多忙な毎日を送る中、連続ドラマ、単発ドラマにも多数出演し、その人気を不動のものしていきます。

2002年には、カナダとニュージーランドに短期留学をしたあと、2007年、自身のアロマブランド『re-re』を発表し、実業家の道を歩みだします。

2008年12月16日、ファッションプロデューサーのNIGOと結婚し現在に至っています。

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