江戸川乱歩の美女シリーズ_「浴室の美女」ネタバレあらすじ感想

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江戸川乱歩の美女シリーズ_「浴室の美女」ネタバレあらすじ感想

江戸川乱歩美女シリーズ「浴室の美女」概要

この作品は土曜ワイド劇場で、1978年1月7日放送されました。明智小五郎の美女シリーズ第2弾で、原作名は、「魔術師」です。

このドラマから明智小五郎の名コンビである波越警部が登場します。俳優は、元ドリフターズの荒井注です。初登場ではありますが、すでに役に馴染んでいて大事な場面で、いい味を出していました。

出典:Blog

シリアスなドラマには、コメディリリーフという、ちょっとコメディチックな言動で場を和ませる役割がいる場合が多いのですが、まさに荒井注は、この役にぴったりでした。しかしそれだけでなく、ストーリーの中でも重要な登場人物です。なお、今回登場する美女は、夏樹陽子です。モデル出身の女優であるため、容姿端麗スタイル抜群の大人気女優でした。

ストーリー

榛名湖で静養していた明智小五郎(天地茂)は、同じくここで静養している玉村妙子(夏樹陽子)と出会います。彼女は東京のお金持ちの令嬢でした。その美しさに明智も魅せられてしまいますが、彼女には不思議な能力があり、なにかが起こる予感がするというのです。今まで何度かそんな事があり、的中することが多いとの事。そんなおり、東京の伯父福田徳次郎から、電話がきても東京に戻ってきてほしいということでした。その内容が、カウントダウンのような数字を示すものが順番の送られてくるようになり、彼は恐怖を覚えて妙子に助けを求めて来ました。

出典:ファミリー劇場

東京に帰った妙子と福田は警察に相談し、そこに現れたのが、波越警部でした。まだなにも起こっていない事件のため、このような場合は民間の探偵を頼んだらいいということで、懇意にしている明智を紹介するのです。妙子からの依頼として、二つ返事で捜査協力をすると返事をした明智でしたが、帰京した上野駅で、福田の代理人と言う人に騙されて、拉致されてしまいます。

その夜切ない笛の音が流れてきて、家族のみんなが恐怖に怯える中、福田が首を落とされた姿で発見さえれるのです。隠し金庫のダイアモンドも盗まれていました。さらに翌日、“獄門舟”の札が掲げられて川を流れていた福田の首が発見されのです。菊の花散りばめられたこの事件、波越警部はお手上げ状態です。(金田一耕助シリーズの「悪魔が来たりて笛をふく」と「獄門島」にどことなくにている感じがしますが・・)

一方で連れ去られた明智は船上で監禁されていました。何度か脱出しようとするも阻まれるのです。玉村家に強い恨みをもった奥村源造(西村 晃)が魔術師と称して明智に挑戦し、父親を殺された恨みをはらすことに執念を燃やし、この犯行を企てたのです。罪悪感をもった娘の綾子(高橋洋子)の助けもありなんとか状況の把握はできてきたのですが、結果的に脱出は失敗した形になり、新聞には「明智は海のもくずとなった」と報じられるのです。

玉村家では、浴室にいた妙子が、何者かに襲われ、怪我をしてしまう事件が起こってしまいます。事件解決の目処が見えない中、波越警部は途方にくれてしまいます。明智は本当に死んでしまったのか、事件の行方は、、

 

美女シリーズの美女をピックアップ

今回の美女は夏樹陽子です。お約束のお風呂のシーンもあり当時の大人たちを虜にしていた女優ですね。

生年月日は1952年10月24日で出生地三重県伊勢市です。ファッションモデルを経て1977年に映画『空手バカ一代』で千葉真一演じる主人公に恋するヒロイン役で、女優デビューされました。とびっきりの美貌とモデル仕込みのスタイル、立ち振舞でたちまち人気を獲得しました。

本当に数々のドラマ・映画に出ていまして、その人気ぶりが伺えます。

私が覚えているだけでも、

(映画)赤穂城断絶/(映画)紳士同盟/(ドラマ)白い巨塔/(ドラマ)暴れん坊将軍/(ドラマ)Gメン75/(ドラマ)ハングマン/(ドラマ)大江戸捜査網 etc

調べれば調べるほどたくさんの作品がでてきます。

その中でも一番は、Gメン75とハングマンです。基本的に強くてきれいなヒロインにあこがれて育ってきた自分ですので、本当に印象に残っている女優さんです。

私生活も多彩な趣味を活かし、様々なことに挑戦しているようです。特に芸術の部分は才能を発揮し、ピアノ、エレクトーン、花柳流日舞、観世流能楽、大倉流小鼓など特技とされています。更にクレー射撃も得意で、ドライブ(国際C級ライセンス所持)などをもち所有車もポルシェ・フェラーリを所有した経験もあるとのことです。

50歳を超えても美貌とプロポーションを保持していたことにより、今でいう美魔女の最高級だと思いました。

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kenzhouse

中年サラリーマンです。若い時は海外で4年間ほど働いた経験があります。帰国してしばらく派遣社員やアルバイトの掛け持ちをして自分のやりたい仕事を見つけ正社員になりました。 職場が自然と同年代の人が集まり、プチ高齢化社会の縮図を感じています。自ら考え、自立できる自分になりたいと仕事の合間に努力しています。