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夏目雅子本当に綺麗でした。
天竺を目指して旅をすること幾星霜、来る日も来る日も歩み続ける日々です。分かれ道、本来あるはずの道標が壊れて落ちてしまっています。一方は、村の中心部に、一方は妖怪が棲む山の頂きに通じる道なのでした。どちらにいくか、多数決で決めることに、、どうしても右にいきたい悟空は、人参で白竜を誘って多数決を得たのです。意気揚々と右の道に行ったのですが、傾斜がきつく細い道に入っていきます。やはり道が違ったと気がついた時には時すでに遅く、夜になってしまいました。野宿をすることとしました。
一行が野宿をしようとしていたその場所は、狼の化身、青狼魔王を名乗る妖怪が巣食う一体でした。
青狼魔王↓
子分たちが捕まえてきたブタを目の前にして、怒りをぶちまけています。人間の肉が食べたいと言って暴れ回っています。人間が食べられないと知って、仕方がなく先祖からの秘伝の妙薬を取り出し豚に数的垂らします。すると、人間の女に代わってしまいました。それを料理するように命じます。そして今度こそ人間をさらってこいと命令を下すのです。
悟空たちの無茶振りで食料を探すハメになりました。川辺を歩いていたところ、人間を探しにきた青狼魔王の子分に見つかってしまい、逃げる拍子に川に落ちて流されてしまいました。そして同時に三蔵法師一行を数人の子分たちが襲いかかりました。しかし悟空の前に下っ端妖怪達は手も足も出せず、退散していきます。
玉竜が行方不明となっていることを知った悟空達は、いなくなった付近を探しますが、見当たりません。その頃玉竜は、農家の夫婦に助けられて介抱されていました。なんとか意識を取り戻した玉竜は自分の素性を明かしお礼を言いました。
高僧のお供と聞いて顔を曇らす夫婦、そして外に出てなにやら話し始めました。実は、この農夫は、昔、青狼魔王の手下で満月と言います。人間の娘に、惚れて配下から抜け出して夫婦になり、子供も産まれて幸せに暮らしていました。三蔵法師が近くにきていると知って、かつての親分が、三蔵法師を黙って通すことは無いだろう、そして捕まって今頃は食べられているかもしれないというのです。
そうこうしている間、青狼魔王から文矢が届きました。そこには、「お前の血は狼血が混じっている、再度青狼魔王の元に来るように、さもなければ、家族に災い起こる」というものです。家族思いの満月は、すぐさまアジトに向かいます。そこでは、一番弟子の三日月が三蔵法師を取り逃したとして、今にも処刑されそうになっていました。三日月の命を助けて、青狼魔王に詰めよります。自分になにを願うのか?と。案の定三蔵法師を捕らえてこいというのです。満月は、それと引き換えに、動物から人間に変える秘薬を渡すように要求します。
それは、狼の血を受け継いだ息子が満月を見ると狼に変身ししてしまうという深い悩みがあったからです。
家に帰った満月は、玉竜を連れて三蔵法師の元に向かいます。
玉竜の無事を知って安心する三蔵法師↓
油断をさせて、玉竜を盾に取り、三蔵法師を引き渡すように言います。
三蔵法師は自ら満月の言いなりになるのですが、玉竜が機転をきかせて逃げ出して三蔵法師の元に帰ってきました。それを機に、三人がかりで満月を取り押さえました。するとそこに満月の嫁が駆けてきて、満月を体でかばいます。子供を思っての蛮行であり、夫の本位ではないので助けてほしいと哀願するのです。その懇切な願いに三蔵法師は許しを与えて下さいます。そして玉竜のたっての願いから、青狼魔王から例の秘薬をうまくもらい受けて、子供にかけてあげることとしました。
三蔵法師は満月につかまったふりをして、青狼魔王のアジトに潜入します。そして、魔王の前に引き出されます。
約束の秘薬を受け渡す段になって、裏切る魔王でした。そこに、孫悟空達が登場し、魔王一味との闘いが始まりました。三蔵法師をとらえ雲にのってにげていく魔王孫悟空が追いかけます。
空中戦では、孫悟空の方が一枚も二枚も上手で、三蔵法師を取り戻しあっという間に魔王を倒してしまいました。
薬を手にした満月夫婦は、子供にかけて無事人間の姿を取り戻すことができたのです。
今回も玉竜の活躍とやさしさが目立った放送回でした。人のいい白竜は孫悟空の言いなりになって食べ物を探しにいって、難儀にあいます。親切な夫婦に助けられて、恩義を感じ何とかこの夫婦を助けたいと三蔵法師に懇願するのです。
子供が人間になれたところをみて、三蔵法師が白竜に行った一言が心に刺さります。「白竜、お前もあの薬を使って人間になりたかったのでしょう。私にはわかっていました。だけど安心しなさい。天竺についたら、お釈迦様がお前を人間にしてくれますから。一緒に天竺に行きましょう!」
白竜は決意あらたに、三蔵法師に忠誠を誓い天竺への道を出発したのです。
今回も三蔵法師のキレイな表情をどうぞ。
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