西遊記Ⅱ第十二話「術競べ 消えた悟空」ネタバレ感想あらすじ
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西遊記Ⅱ第十二話術「競べ 消えた悟空」ネタバレ感想あらすじ
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「術競べ 消えた悟空」あらすじ
天竺までの厳しい道のりの中一行は道に迷ってしまいます。誰にあうこともなく三日三晩放浪の末、あばら家で修行をする老僧と出会いました。悟空は老僧に町に行く道を尋ねます。しかし、老僧は反応してくれません。しつこく尋ねる悟空は、無我無心の境地の修行を遮られた老僧に罵倒されます。おこった悟空はその老僧に悪態をつきます。その姿に心を痛めた三蔵法師は老僧にお詫びをし、何とか道を教えてもらうことができました。
三蔵法師に説教された悟空はふてくされてしまい、一行においていかれることになります。一人になった悟空は、少し反省して、さっきの老僧に無我無心の身になりたいと相談をするのです。その願いを聞き入れ、老僧は念力をつかい悟空を無我無心の体にしてしまうのです。
それは、姿を消されてしまう術だったのです。よろこびいそいで去っていく悟空を見送りながら老僧は秘めたる思いをつぶやきます。悟空にかけた念力は2日後に死をもたえらすもの、そして三蔵法師の天竺行きを阻み、自分が天下をとるとうそぶくのです。
三蔵法師たちは、なら国という国にたどり着くことができ、その国の王に歓迎をうけるのです。食事をしている最中、透明になった悟空が八戒と沙悟浄にいたずらをします。散々びびらせてから、自分の存在を主張しました。事の次第を聞いた沙悟浄は、なにかがおかしいと思いました。騙されているに違いない、みんなで相談して老僧のところにいって元に戻す方法をなんとしても聞き出すことにしました。
その場所に帰ってみたら小屋は消えており、シャレコウベが一つあるのみでした。何気なくシャレコウベを投げ捨てたところ、なにかにぶつかって天人と名乗る老婆が現れました。妖術の本を盗まれたといい、その犯人を捜しているのです。その妖術というのが、悟空がかかった術でした。天人の老婆は、その本を天上界から盗んだ大将ソウロウを捜しにきたというのです。
なら国では、王様が三蔵法師と老僧の術比べを指示します。老僧が、三蔵を偽者呼ばわりし、術比べで三蔵法師が本物かどうかを見極めようとします。老僧は姑息な手で、三蔵法師を陥れようとしますが、ことごとく悟空に阻まれます。
↑千個のお膳を積み上げて座禅対決
↑箱の中身をあてる術比べ
王様の部下と結託して三蔵法師を陥れようとしていた老僧は、打ち合わせと違うことで、なにか怪しいと思い回りをみわたしたところ、鏡にうつる悟空の姿をみつけました。いかさまだ!偽三蔵だ!と騒ぎ立てます。必死に本物だと訴える三蔵法師。
そこへ沙悟浄と八戒に連れられて、天女がやってきました。天女のお札によって老僧の正体が暴かれました。その瞬間に悟空にかけられた術がとけて、悟空の体が現れました。
昔の姿に戻った大将ソウロウは、三蔵を捕まえて雲にのってにげだします。逃げるとき、天女が捜していた、経典の本が捨て去られおり、天女は無事戻すことができて、大喜びです。
逃げるソウロウを筋斗雲で追いかけます。雲から機関銃がでてきて、ソウロウに向かって爆射ちします。ソウロウも負けじと指から光線をだして応戦しますが、如意棒からの爆撃で追い打ちをかけられたまらず墜落します。落ちていく三蔵法師を悟空が抱え込み優しく地上に戻します。
ソウロウは地上に激突し、そこには埋め込まれて手だけ出ている姿がありました。死期を悟った老僧は、土の中から三蔵法師に祈って成仏させてもらいたいというのです。三蔵法師が祈ってあげると、蛇となって立ち去っていきました。悟空の無知と三蔵の頑固な部分をお互い反省し、改めて天竺にむかって出発していきました。
感想
業比べというタイトルで、悟空と対決すつのかとおもいきや、三蔵法師が戦う展開とまります。三蔵がまけたら処刑され、三蔵法が勝ったら老僧は国外追放という極めて不公平な勝負でした。さらに、老僧は勝負に負けても、なんだかんだ理由をつけて、再び勝負をと王様に直訴し簡単にうけいれて、何いか不条理な感じがしました。
だけど三蔵法師も自らの力を使うのではなく一番弟子の悟空の力で勝っていたようなものなので、どっちもどっちかなと思います。
もう一つ笑ったのは、悟空の機関銃攻撃で三蔵法師を抱えた老僧に向かい、容赦なく銃をぶっ放すところです。普通に考えると攻撃できない場面ですが、、、最後には打ち勝ってしまう。
ほんとうに笑ってしまいました。落っこちてくる三蔵法師を優しく受け止める姿は、少しドキドキしてしまいます。最後にかわいい夏目雅子の表情をご覧ください。
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