西遊記第八話「悟空危うし!鱗青魔王の逆襲」のあらすじ・ネタバレ感想

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西遊記第八話「悟空危うし!鱗青魔王の逆襲」のあらすじ・ネタバレ感想

「悟空危うし!鱗青魔王の逆襲」あらすじ

三蔵法師一行が旅を続けていると、どこからともなく女の叫ぶ声が響いてきました。声の方に向かった一行は倒れている娘を見つけます。悟空が気付けの術でおこすと、女主人の「麗燕」(池波 志乃)が山賊(中尾彬)に連れ去られたというのです。悟空が追いかけると、麗燕を抱えて道を歩く山賊を見つけます。悟空は山賊から麗燕を取り戻しました。

助けてくれたお礼にと、家に正体する麗燕は、三蔵法師に惚れてしまい、ここに残ってくれと頼みます。亡くなった主人にそっくりだというのです。しかし三蔵法師は、自分には天竺にいく使命があるということで、断ります。

そのかわりに八戒が、残ると言い出し、三蔵法師の元から離れ、麗燕の家に戻るのです。そんな八戒に、悟空は色情を催すと豚になるという魔法をかけてしまいます。そんなこととは知らない八戒は、麗燕のために一所懸命働きます。しかし、麗燕が入浴している姿を覗いてしまい、みるみるうちに豚に変身してしまい、下働きの娘に追い出されていまいます。

別れていった猪八戒を心配して三蔵法師は落ち込んでいます。悟空に何が何でも連れもどすように命じました。ハチにばけて猪八戒に会いに来た悟空が見たものは、三蔵法師に化けて麗燕と結婚しようとする八戒の姿でした。それはいつもの三蔵法師とは似ても似つかない下品な三蔵法師でした。最初は自分のために帰ってきてくれたと喜んだ麗燕でしたが、あまりの傍若無人に三蔵法師ではないのはと不審に陥ります。

そんな中、下働きの娘は悟空が化けたハチを見つけて、叩き落してしまいます。なんとか逃げ延びた悟空ですが、打たれた衝撃で、記憶喪失になってしまいます。それは、猿そのものの姿でした。子供たちに見つかり、村の真ん中で檻に入れら見世物になってしまいました

猪八戒は、麗燕に拒否されたことに怒り、また豚に変身してしまいました。村人に捕まってしまいます。なにやら宴会の準備になっているようです。

一方で三蔵法師と沙悟浄はといえば、悟空にやられた盗賊に捕まってしまいます。実はこの盗賊は鱗青魔王で、悟空と戦った時目を潰されてしまったことに恨みをも持っており、三蔵法師の一行が来ることを待っていたというのです。悟空をおびき出すために、三蔵法師に金箍経を唱えるように三蔵にけしかけます、三蔵の体に大蛇をまとわりつかせ脅します。三蔵法法師は、遠くなる意識の中で、無意識に呪文を唱えます。

檻に入れられていた悟空にこのお経が届き頭を締め付ける痛みを感じるようになり、記憶が戻るのです。急ぎ三蔵法師の元に戻るとそこには鱗青魔王が待っていました。戦いはまさに死闘でしたが、なんとか勝利し、鱗青魔王は天に飛ばされ、花火のごとく飛び散りました。

三蔵法師と沙悟浄を助ける悟空は、猪八戒のことをわすていたことを思い出しました。慌てて村にかえると、今にも丸焼きにされそうになっている大きな豚を発見しました。間一髪豚になった猪八戒を助けて、三蔵法師の元に帰ったのです。

感想

毎回見どころ満載の西遊記ですが、今回の見どころは八戒が化けた三蔵法師です。普段の三蔵法師は、品があってどことなく影のある表情が、それはそれで魅力的なのですが、八戒が化けた三蔵法師はまるでギャルみたいな表情になっちゃいます。八戒が演技をしているって云う体ですのでわざとぎこちなく演じているようですが、それがかえって可愛く感じられるのです。

そして二つ目は中尾彬と池波志乃のカップル主演です。池波志乃は当時から色香が漂う名脇役女優として大人気でした。この二人が一緒に画面に出てきたシーンはほんの一瞬でした。

この後しばらくして結ばれたのでしょうか。。。

テーマの「悟空危うし」は悟空が記憶をなくしてしまい、ただの猿に戻ってしまったことを言います。しかし悟空ばかりではなく後の三人もそれなりに危機を迎えていて今回もハラハラドキドキです。
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