ドラマ「三毛猫ホームズの怪談 赤猫は死を招く」ネタバレあらすじ感想

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ドラマ「三毛猫ホームズの怪談 赤猫は死を招く」ネタバレあらすじ感想

土曜ワイド劇場の三毛猫ホームズは、石立鉄男と坂口良子のダブル主演でした。1979年から1984年で放映された人気のドラマでした。

第1作「三毛猫ホームズの推理 女子大密室殺人」(1979年)

ゲスト 結城しのぶ, 穂積隆信

第2作「三毛猫ホームズの追跡 女性専科連続殺人の謎」(1980年)

ゲスト;市毛良枝,奈美悦子

第3作「三毛猫ホームズの怪談 赤猫は死を招く」(1981年)

ゲスト:丘みつ子,岡田奈々

第4作「三毛猫ホームズの狂死曲 バイオリン連続殺人」(1982年)

ゲスト:松原千明,久保菜穂子,江木俊夫

第5作「三毛猫ホームズの運動会 だるま競争殺人事件 さらば愛する妻よ」(1983年)

ゲスト:近藤洋介,結城しのぶ,西岡徳馬

第6作「三毛猫ホームズの駆落ち 相続人殺し 父危篤・至急連絡乞う」(1984年)

ゲスト:山本紀彦,あべ静江,鈴木瑞穂

三毛猫ホームズの怪談 赤猫は死を招く概要

今回は三毛猫ホームズの怪談です。
三毛猫ホームズの怪談』は、赤川次郎によって1980年に発表された長編推理小説です。最初は「三毛猫ホームズの冒険」タイトルで光文社の小説雑誌に1980年5月号から11月号までに連載されました。
原作の出だしをちょっとだけ、、

晴美と結婚することを夢見て石津刑事が買ったニュータウンの団地。そのそばには、開発が遅れている一角があった。そこの地権者である老婦人・石沢常代の住む家は多数の飼い猫がいることから「猫屋敷」と呼ばれる。そして常代は、ある理由から「猫屋敷」の周辺の土地を売ることに反対していた。そんな中、常代が飼い猫たちとともに「猫屋敷」で殺される。

ドラマ版「三毛猫ホームズの怪談」ストーリー

テレビ朝日系の土曜ワイド劇場にて1981年初放送された三毛猫ホームズシリーズ第三弾です。

 

石立鉄男演じる片山義太郎と坂口良子演じる吉塚雪子は恋人どおし・・後輩の石津刑事(赤塚真人)の新居を訪問しに二人して自動車で走っていました。その途中、団地の入り口で、池にはまった子供が人工呼吸を施されていたのです。そして救助にあたっていたのが、石津刑事でした。

石津刑事は、自宅で事件の概要を片山刑事に報告しました。団地の住人の話として、団地の子供たちが次々と事故に遭っているのは、大地主・北沢家の仕業に違いないというのです。北沢家では、当主の老婆北沢常代と息子の保夫その妻の3人で住んでおり、北沢家で可愛がっていた猫が団地の子供に殺されて以来、団地住民との関係が悪化したということです、元警官の森田(浜村純)は森田がやったと叫んでおり、それをなだめていたのが娘で保母をしている絹子(岡田菜々)ということでした。

ここで、石津刑事が片山に報告をするのです。石津の自宅と同じ棟に住んでいるこの絹子に惚れてしまい、真剣に愛しているというのことを、、、そんな話をしていると、森田が怒りにまかせて北沢家に乗り込んでいったと心配して、絹子が石津を訪ねてきたのです。その後北沢家で言い争いがあったのですが、森田は自宅に帰っていきました。

しかしその夜北沢家で、常代が離れで殺されていたのです。陰惨な殺害事件が発生してしまいます。私情がグイグイと入り込んでしまう捜査ですが、石津とともに、調べを進めていくのです。

登場人物をピックアップ

今回は主役の石立鉄男さんです。1942年7月31日 に生まれて、 2007年6月1日にお亡くなりになりました。神奈川県横須賀市出身です。俳優座養成所第13期生、文学座を経て、1970年テレビドラマ「おくさまは18歳」の主演(岡崎友紀ダブル主演)でメジャーとなりました。その後ホームドラマの主演を多くこなします。独特の声とくるくるのアフロヘアーがトレードマークです。人懐っこい三枚目役でお茶の間の人気をさらいました。

「おくさまは18歳」は子供の頃のみたドラマの中でも最初の部類にあたり、岡崎友紀の可愛らしさと石立鉄男の優しい表情がとっても印象に残っていて、爽やかな後味のドラマと記憶しています。それ以来石立鉄男の印象は、優しいアフロのおじさんというイメージで、そのままの役で多くのドラマに出演されて安心して見れる番組が多かった記憶がありました。

1972年に放映された「パパと呼ばないで」では、杉田かおる演じる姪の千春を呼ぶ時のセリフである「チー坊」がかなり流行し、お笑い芸人達などがモノマネをしていました。CMでは、エースコックのわかめラーメンが印象に残っています。あまりにも美味しそうだったので、早速買った記憶がありました。

2007年6月1日就寝中に急性動脈瘤破裂のため静岡県熱海市の自宅で死去。享年64歳でした。近親者のみの葬儀の予定でいたが、ドラマで多く共演した宇津井健、先輩である冨士眞奈美、大山のぶ代・砂川啓介夫妻なども弔問に来られ、最終的には100人以上の弔問客が訪れたとのことです。多くの俳優やファンが慕い、その死を悼みました。
三毛猫ホームズVHS↓

 

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kenzhouse

中年サラリーマンです。若い時は海外で4年間ほど働いた経験があります。帰国してしばらく派遣社員やアルバイトの掛け持ちをして自分のやりたい仕事を見つけ正社員になりました。 職場が自然と同年代の人が集まり、プチ高齢化社会の縮図を感じています。自ら考え、自立できる自分になりたいと仕事の合間に努力しています。