西遊記第九話「危うし三蔵!!妖女地湧夫人」あらすじネタバレ感想
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西遊記第九話「危うし三蔵!!妖女地湧夫人」あらすじネタバレ感想
「危うし三蔵!!妖女地湧夫人」あらすじ
国境の街鎮西府の役所では、代官が支配地の見回りにいく準備をしています。代官はその娘に辛くあたり、兄が悲しい表情で、妹を気遣っています。代官が領地の見回りに出発してすぐに盗賊団があらわれ代官の屋敷を襲撃するのです。
一方で、三蔵法師は宿を探しに行った悟空を一人待っていました。到着した悟空に「いつも済まないね~」ととびきりの優しい笑顔で慰める三蔵法師に、悟空は、とてもうれしそうです。八戒と沙悟浄はと聞くと、待ちきれなくて、食べ物を探しに言ったというのです。
鼻が利く八戒は、焚き火で、焼かれれている鳥の丸焼きと鍋を見つけたのです。喜び勇んで、それを食べ始めると、5人の盗賊団が現れます。勝手に飯を食られて男達は大激怒!今にも切りつけようとしています。必死で謝る二人をみて、一人の男が一つの提案をします。お使いを頼みたいと云うのです。代官の屋敷にいって「例の皮の袋をもらいにきた」とだけ言ってそれをもらってこいというのです。
言われるがまま、代官の家に行ったら、案の定、代官の家に侵入した盗賊の一味で、拐われた娘の身代金を取りに来た悪党と勘違いされて、捕らえられてしまいます。沙悟浄だけはなんとか逃げることができて三蔵法師のもとに報告に行きます。
三蔵法師一行は、捕らえられた八戒を救出するため、代官の屋敷へ向かいます。代官は三蔵と悟空に盗賊を捕らえ、拐われた娘を取り返してくれたら罪を許そうというのです。一刻も早く天竺に向けて旅立ちたい三蔵法師は、悟空だけ残して三人で旅立つこととしました。
三蔵法師一行が一夜の宿として訪れた宿屋は、入る前に三蔵法師が感じていた通り、妖怪の女主人地湧夫人が5人の息子ときりもりしている宿でした。そしてもう一人地湧夫人の娘が出てきたのですが、何故かその娘はさらわれたはずの代官の娘だったのです。心優しい娘は「ここはあなた方がくるところではありません。他をあたってください。 」と云うのですが、地湧夫人が出てきてこれを遮り、部屋に案内をします。
一方で5人の息子たちは再び代官に身代金を要求し、代官一人で来るように矢文で指示します。一人で引渡しの場に向かった代官でしたが、お金を渡して娘の解放を要求するも拒否され、さらには、代官が悟空の変装であったことも見破られてしまいました。
まんまとお金をうばって喜び宿に帰る兄弟でしたが、それが石ころとわかり悔しがります。そんな家族の話を立ち聞きしていた沙悟浄が、この宿が妖怪盗賊の一味のアジトであり、ここの娘は誘拐された代官の娘であることを知ってびっくり仰天、三蔵法師に知らせます。
出典:TVKドラマ
急いで宿屋を立とうとしている一行は、彼らに捕まってしまい、悟空の仲間であることも知られてしまうのです。地湧夫人は三人の命と引き換えに、三蔵法師に自分の夫になるように迫るのです。三蔵法師は、苦渋の決断を迫られましたが、弟子たちの命に変えられないとし、この結婚を受け入れることにしたのです。
一方、悟空は密かに自分の分身であるカブトムシに、三蔵法師や娘の居場所を探させ報告を受けていました。そして、代官から、娘の出世の秘密を聞かされます。長男が生まれたあと前妻はなくなり、後妻としてめとった地湧夫人の間に生まれたのが、その娘でした。
地湧夫人の奇行が続き正体が妖怪であることは後で知ったのですが、その奇行が息子にも及び間一髪のところで、代官が助けたのです。足に傷を負った地湧夫人は、そのまま逃げ去りました。それ以来妖怪の血を受け継いだと云うことで娘に冷遇する代官だったのです。
そんな事情を抱えつつ、悟空は長男とともに妖怪の館に忍び込みます。結婚式の準備をする館の中に三人は縛られていました。
出典:TVKドラマ
結婚式が始まり、新郎新婦がひな壇に上がります。そこにいた三蔵法師は、悟空が変幻した姿で、そばにいた妖怪たちに対し悟空の鉄拳が下されます。
出典:TVKドラマ
無事娘を救い出して、代官に引渡しました。代官は今迄の非道を悔い改め涙の再会をします。
感想
最初は悟空に厳しかった三蔵法師は、徐々に心を開いてゆき、優しく接するようになります。三蔵法師に褒められたり、優しくされると照れまくる悟空ですが、これは演じる堺正章の素の感情なんじゃないかなと思えてしまいます。
だってこんなかわいい笑顔でありがとうって言われたら誰だって嬉しくなっちゃいますよね。自分も言われて見たかったです。
出典:TVKドラマ
そして優男で学があってハンサムなので女妖怪にやたらモテる三蔵法師、そして高僧ゆえに魔物の餌食にされやすいと云う、誘惑や危険と隣合わせの旅ですが、それ故に見ている方もワクワクドキドキになります。楽しい要素が満載の西遊記が大好きです。
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