去勢・避妊手術後の猫、食事はいつから?量・内容・注意点をやさしく解説
目次

1.初めに
去勢・避妊手術を終えたあと、「ごはんはいつから再開していいの?」
「今までと同じフードで大丈夫なのかな?」
そんな不安を感じる方は、とても多いと思います。
手術自体は無事に終わっても、その後の食事は回復に大きく関わる大切なポイントです。
この記事では、
去勢・避妊手術後の猫の食事について、
初めての方にも分かりやすく、やさしく解説します。

2.去勢・避妊手術後、食事はいつから再開していい?
去勢・避妊手術を終えたあと、「ごはんはいつからあげていいの?」と迷う方はとても多いと思います。
手術後の食事再開には個体差がありますが、一般的には、当日の夜〜翌日以降を目安にすることが多いとされています。
ただし、これはあくまで目安であり、手術の内容や麻酔の種類、体調によって判断が変わることもあります。
そのため、まずはかかりつけの獣医師からの指示を最優先してください。

手術当日は無理に食べさせなくて大丈夫
手術後すぐは、麻酔の影響で眠そうにしていたり、食欲が落ちたりすることがあります。
この時期に、「食べないから」と無理にごはんを与える必要はありません。
水が少しずつ飲めていて、落ち着いて過ごせているようであれば、数時間〜半日ほど様子を見るケースもよくあります。
少量から、様子を見ながらが基本
食事を再開する際は、
いきなり通常量を与えるのではなく、少量から始めるのが一般的です。
・いつものフードを少なめに
・消化しやすいものを少しだけ
といった形で、
猫の様子を見ながら進めていくことが大切とされています。
食べないこと自体が、すぐに異常とは限りません
手術後、半日〜1日ほど食欲が落ちることは、
決して珍しいことではありません。
環境の変化や、体のだるさから、一時的に食事に興味を示さないこともあります。
ただし、
・まったく水も飲まない
・ぐったりした状態が続く
など、気になる様子がある場合は、早めに動物病院へ相談することが大切です。
大切なのは「焦らないこと」
手術後の数日は、猫にとっても、飼い主さんにとっても、
少し緊張が続く時期です。
「ちゃんと食べさせなきゃ」と焦るよりも、今の様子をそっと見守ることが、回復への近道になることもあります。
3.手術後に食欲が落ちるのは普通?
去勢・避妊手術のあと、「ほとんど食べないけど大丈夫かな?」と心配になる方も多いと思います。
手術後に食欲が落ちることは、比較的よくあることとされています。
その理由のひとつが、麻酔の影響です。
麻酔から完全に覚めるまでには個体差があり、
ぼんやりした状態が続くこともあります。
また、動物病院での出来事や、エリザベスカラーの装着など、環境の変化やストレスが影響することもあります。

どれくらい様子を見ていいの?
多くの場合、
半日〜1日ほどで少しずつ食欲が戻ってくるケースが見られます。
この間は、
「少し匂いをかぐ」
「一口だけ食べる」
といった反応が見られれば、大きく心配しすぎなくてもよい場合があります。
食べない=すぐに異常、ではありません
手術後すぐに食べないからといって、
必ずしも体調不良やトラブルが起きているとは限りません。
体が回復しようとしている途中で、一時的に食欲が落ちているだけ、ということもあります。
大切なのは、「食べた量」だけで判断するのではなく、全体の様子を見ることです。
・水は少しずつ飲めているか
・落ち着いて休めているか
・極端にぐったりしていないか
こうした点を、そっと確認してあげることが大切とされています。
こんな場合は、早めに相談を
一方で、以下のような様子が見られる場合は、早めに動物病院へ相談することがすすめられています。
-
丸1日以上、まったく食事を口にしない
-
水もほとんど飲まない
-
ぐったりして動こうとしない
-
嘔吐が続いている
「念のため聞いてみる」ことも、飼い主さんにできる大切な行動のひとつです。
不安になるのは、それだけ大切に思っている証拠
手術後、食べない姿を見ると、どうしても不安になりますよね。
でも、その不安を感じていること自体が、ペットを大切に思っている証拠だと思います。
焦らず、できる範囲で見守りながら、必要なときには周りを頼る。それで十分です。
4.手術後の猫に向いている食事の特徴
去勢・避妊手術後の食事は、「特別なものを用意しなければいけない」というよりも、
今の体調に負担をかけないことが大切だと考えられています。
ここでは、手術後の猫に向いているとされる食事の一般的な特徴をご紹介します。

消化しやすいこと
手術後は、体力が一時的に落ちていることがあります。
そのため、胃腸に負担をかけにくい食事が向いているとされています。
・粒が小さい
・やわらかい
・急な切り替えにならない
といった点が、食事選びのひとつの目安になります。
香りが立ちやすいこと
手術後は、一時的に食欲が落ちることがあります。
そんなときは、香りが立ちやすいフードのほうが、興味を示しやすい場合もあります。
「少し匂いをかいでみる」
「近づいて様子を見る」
といった反応があれば、
無理に与えず、猫のペースに合わせてあげることが大切です。
少量でも栄養がとれること
食べる量が少ない時期は、少量でも必要な栄養がとれるかという点も、ひとつの考え方になります。
ただし、「たくさん食べさせなければ」と焦る必要はありません。
まずは、食べられる量を、無理なく口にできているかを
見守ってあげることが大切とされています。
いきなり変えないことも大切
手術後だからといって、
必ずしもフードを大きく変える必要があるわけではありません。
いつものごはんを少量にしたり、
少しずつ様子を見ながら調整したりすることも、
ひとつの方法です。
急な変化は、かえって負担になることもあるため、
無理のないペースを意識してあげてください。
食事選びに「正解」はありません
手術後の回復の仕方は、猫によって本当にさまざまです。
「これを選べば必ず大丈夫」というものはなく、その子の様子を見ながら選んでいくことが大切だと考えられています。
迷ったときは、
獣医師に相談しながら、
できる範囲で選択肢を用意してあげるだけでも十分です。
5.いつものフードに戻すタイミングは?
手術後、少しずつ食欲が戻ってくると、
「いつから元のごはんに戻していいのだろう?」と迷うこともあると思います。
一般的には、体調が安定し、食事を受け付ける様子が見られてから
少しずつ戻していくケースが多いとされています。
急に戻さず、少しずつが安心
回復してきたからといって、いきなり手術前と同じ量・内容に戻すのではなく、
・量を控えめにする
・様子を見ながら回数を調整する
といった形で、段階的に戻していくことが大切とされています。
食後の様子や、体調に変化がないかを見ながら、無理のないペースを心がけてください。
迷ったときは、無理に決めなくていい
「もう戻していいのかな?」
「まだ様子を見たほうがいいのかな?」
そんなふうに迷ったときは、
急いで答えを出さなくても大丈夫です。
猫の回復のスピードはそれぞれ違います。
少し慎重かな、と思うくらいが、ちょうどいい場合もあります。
こんなときは、早めに動物病院へ相談を
多くの場合、
手術後の食欲低下は一時的なものですが、
中には注意が必要なケースもあります。
以下のような様子が見られる場合は、
早めに動物病院へ相談することがすすめられています。
-
1日以上、ほとんど食事をとらない
-
水もあまり飲まず、ぐったりしている
-
嘔吐や下痢が続いている
-
痛そうにしている様子が見られる
「大げさかもしれない」と感じるときでも、
気になった時点で相談することは、決して悪いことではありません。
6.食事選びに迷った方へ
手術後の食事は、
情報が多くて、かえって迷ってしまうこともありますよね。
「これで合っているのかな」
「もっといい選択があるのかな」
そんなふうに感じたときは、
いくつかの選択肢を用意してあげることも、
ひとつの考え方です。
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7.まとめ|焦らず、猫のペースを大切に
去勢・避妊手術後の食事は、
「正解」を探すよりも、
その子の様子に合わせて選んでいくことが何より大切です。
食べない時間があっても、それは体が回復しようとしているサインかもしれません。
不安になるのは、それだけ大切に思っているから。
できることから、少しずつ。その気持ちに寄り添えたなら、うれしく思います。


