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西遊記ⅡのDVD↓
新たに?玉竜というメンバーが加わり、賑やかになった三蔵法師の旅第二部の物語が始まりました。
仲良く旅路を行く一行を丘の上から凝視している三人の妖怪がいました。彼らは悟空にひどい目に合わされて恨みを抱いていたのでした。望遠鏡をのぞきながらジタンダを踏む三人です。
しかし悟空は強いからどうしようもないと諦めるふたりですが、残りの一人が「自分には妙案がある、あの猿はめっぽう強いが、人情に弱い」と頬に傷のある妖怪が不敵な笑みを浮かべます。
三蔵法師一行はある村を訪れますが、人影がないので家の前で大きな声で挨拶をしながら、村人を探していました。しかし村人たちは物陰に潜んいてかれらを見張っていたのです。最初に襲われたのは猪八戒でした。大勢の男たちの攻撃にあい、気絶をしてしまう猪八戒。猪八戒を見た村人は豚だと知ってがっかり、猿を捕まえなければと、また物陰に潜むのです。悟空と馬になっている玉竜をみつけた彼らは、いきなり悟空めがけて槍を投げつけ攻撃をするのです。しかし悟空にはかなうはずがなく、すぐに捕まってしまいます。なぜ襲うんだと聞くと、この村の惨状を話してくれます。流行り病によって多くの村人が被害をうけているというのです。高熱をだして苦しみながら死んでいく恐ろしい病です。村人が言うには、猿を殺せば病から救われるということ、それで襲ったと・・そう言った若者も高熱を発症し倒れ込むのです。お寺に連れて行ってくれと言いながら、気を失ってしまいます。
多くの村人が逃げ去るなかで一人の娘が、病人のために甲斐甲斐しく介抱をしています。その娘を不憫に思った三蔵は娘とともにしばらく村で、病人たちの介護に当たると言い出します。言い出したら聞かないおっしょうさんの気持ちを汲んで弟子達も残ることになりました。
悟空は天上界の薬事方のところに行ってこのあたりに流行っている病は何か聞いたところペストだというのです。
娘と共に病人を見てくれるお医者様がいるというお寺に行きました。そこで娘が目にしたのは、相思相愛の村の青年が熱でうなされている姿でした。悟空のことを襲った青年でもありました。何故逃げないという青年に、娘は、貴方を置いて逃げることなんか出来ないと行って抱きつくのですが、息絶えてしまいます。
お医者様は無情にも、「臨終じゃ」と言い捨てるのです。その医者の頬には傷があり時折不敵な笑みを浮かべるその顔は、紛れもなく最初に登場し、悟空に仕返しをしようと企んでいたあの妖怪でした。
三蔵法師は、必死で看病するのですが、しばらくすると発熱の症状が出てしまいます。医者に流行り病だと宣言され、慌てふためく悟空でした。医者になんとか薬は手に入らないのかと、問い詰めます一つだけ方法があると言って教えられたのが、例の妖怪達が住む館でした。
そうとは知らず、悟空はニセ医者の妖怪仲間に必死でお願いし、処方箋を貰って、意気揚々とお寺に帰ってきました。字の読めない悟空は悟浄や娘に処方箋を読んでもらいました。「猿の脳味噌」と書かれている処方箋を大切に持ち帰ったと知って悔しがる悟空です。
そして、何より三蔵法師を救う方法は、自らがが犠牲にならなければならないという切ない運命にショックを受け、珍しくうろたえるのでした。
タイトルが「恐怖!猿のワクチン」ということで、悟空が狙われるんだということが想像がつくのですが、まさか悟空の石頭がターゲットになっているとは思いませんでした。自分を犠牲にして三蔵を助けるであろうという悟空の人情につけこんだ卑劣な手段でしたが、悟空の尋常じゃない頭の硬さと師匠を思う心がまさった今回の戦いでした。
妖怪たちは、悟空の強さをよく知っていたのですが、やっぱりやられてしまいます。あまり追い詰めることなく、仲間内で悟空をころしてもらうような、少し甘い考えで悟空との戦いに臨んでいたのです。なんか、お医者さんになって頑張っている仲間を尻目に残りのメンバーは麻雀にふけっているという体たらく!真面目にやれよーと突っ込みたく一場面でした。
悟空と妖怪の戦いの最後は、妖怪が巨大化するという第2部から始まった攻撃のパターンが全開でした。これからも妖怪化して悟空に襲いかかるという笑える展開が続くと思うと楽しみでしょうがないです!
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